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概要編集

【妖怪の国】とは『不思議の国のフラン』の二部に当たる『ゆっくり茶番劇・不思議の国のフラン~妖怪の国~』編の舞台。


聖白蓮ルーミアと上白沢慧音の三人がその他数名の仲間と共に作り上げた国で、代表である聖が国と【別世界】への『扉』の管理者を務めている。

国の目標であり聖含む大勢の夢として「人間と妖怪が手を取り合う世界」というモノがあり、それを目指して国が運営されている。


他国では『半人半妖』は差別の対象で『外の世界の住人』は奴隷にする事がまかり通っている中、『半妖』だろうと差別せず、『外の世界の住人』は元の世界に返してあげる等、人権を重んじている国柄になっている。

何故か【幻想郷】の二ッ岩マミゾウが紛れ込んで普通に生活をしている。


過去に人間が大勢行方不明となる事件が発生しており、ルーミアがその事件の犯人であるとされ、【幽幻境】への無期限追放を聖より言い渡された。

が、この件には【幻想郷】の人間らが関わっており、後に【幻想郷】の聖が登場している事から、追放をしたのは【妖怪の国】の聖のフリをした【幻想郷】の聖だと思われる。


不思議の国のフラン編集

人間と妖怪が平和に暮らしていたある日、突然妖怪たちが暴走し人間を監禁し始めた。

国の運営に関わっている虎丸星ナズーリン雲居一輪(と世話になっている柳下夜見)が妖怪たちを鎮めようとするも普段とは様子が違く【ジャック】によって『操られている』事を知り、さらには聖も操られてしまっていた。


四人は必死に抵抗をするも虎丸・ナズーリン・一輪にも【ジャック】による影響が出始め、追い詰められてしまう。だが、『半人半妖』である夜見は【ジャック】による影響を受けていなかった。

それを分かった三人は夜見を【別世界】へと逃がす為に最後の力を振り絞って戦った。


ボロボロになりながら【影の国】へたどり着いた夜見は『扉』を抜けて【ゆっくり】の世界へとたどり着き、過去に【影の国】を救ったフランらに助けを求める。

【別世界】の危機を知ったフランらは自分たちに関係ない世界であることを承知で助けを求めて来た夜見の為に【ゆっくり】の世界と【妖怪の国】との境界を斬り裂いて戦場へと飛び込んだ。


フラン・シュガーレミリア霊夢魔理沙・夜見

の6人は【ジャック】を操る首謀者を叩く為に動き、

妖夢こいしさとり・ルーミア

の4人は捕らえられた人間たちを救出するために行動を開始した。

『君は六年前のあの``事件‘‘を覚えているか』


フランらは途中で【ジャック】に操られている妖怪たちに襲われるもレミリアが一人でその場に残り先に進む。

だが、【影の国】の霧雨魔理沙もこの件に関わっておりフランら行く手を阻み、霊夢がその場に残った。

まだ首謀者の元までは遠いにもかかわらず二人もチームから離脱した状態になりそれでも森を抜けて悪路ではなく舗装された道を進もうとした所で完全に【ジャック】に支配された虎丸・ナズーリンが現れた。二人と戦う事を躊躇する夜見を見た魔理沙は自分が一人で戦う事を提案し、フランらを先へと進ませた。


先へと進んだ三人が首謀者の元まであと少しというところまで行くも、行く手を阻むように霊烏路空が立ちふさがった。

今までに現れた者たちとは圧倒的に違う『格上の存在』だったが、三人を助けるように一輪が現れた。一輪は【ジャック】の影響を強く受けておらず何とか自分の意思を保った状態で助けを求めて国を脱出した夜見を待っていたことを語る。

だが、四対一でも勝てるかどうかとフランが悩む中、シュガーが一人残って戦う事を提案する。無論、フランはそれを却下するもシュガーは【ジャック】を止める為に三人に進むように提言した。

シュガーの気持ちを汲んだ三人は先へと進み、シュガーは一人で空との戦闘に入った。


首謀者の下に辿り着いた三人は事件を止める為に激闘、そして・・・・・・。


騒動解決後編集

騒動が解決した後は国の復旧作業が行われ、また人と妖怪が共に歩む為に国民一人一人が前向きに進み始めた。

この事件は人と妖怪の間に溝を作ってしまったが、それでもいつか必ず夢を実現させる為に聖らは今日も働く。


??????編集
























何処か分からない場所。

そこにいる人物は事件を間近で観察し、体験し満足したように言葉を紡ぐ。


「キャストの一人になるのもなかなか楽しい物ね。一応ハッピーエンド・・・なのかしら? ・・・もう少しだけ楽しみたかった気もするけど、面白い物沢山見れたし、まあ良しとしましょう。」


誰かも分からない本当の正体も不明の存在はまるで未来でも分かっているかのように呟く。


「・・・あら? いいカードが出たわね。そろそろこの姿にも飽きてきた所だったし、丁度いいわ。またキャストの一人として・・・彼女達の冒険を見守りましょう。」


不可解極まる者は自らを称した。


「私は【グリム】・・・何一つ縛られることのない存在。果てしない時を漂う私にとっての唯一の楽しみは本来なら変えられない運命を【歪曲】する事・・・。


グリムは楽しそうに事件を解決するために戦った少女の一人の名前を挙げ、裏があり完全に真相の明かされていない事件を締めくくった。


「さあ、今度はどんなエンディングが待っているのでしょうね。楽しみにしてるわ。フランドール・スカーレット」


多くの命を崩壊のしていない【世界の中心】へと導く存在はへと向かった。

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