概要
投票型新人発掘企画「登龍門3」で『あせびと空世界の秘宝』を掲載して第1位となる。梅木泰祐初の連載作品となった。漫画雑誌『月刊COMICリュウ』2014年4月号から連載されている。
ストーリー
空に浮かぶ陸同士を船で移動するようになった人類。竜魚という空を浮かぶ人類を襲う存在によって、人類は全盛期よりも衰えてしまう。衛士によって行動範囲を広めつつあるが、未だに全盛期には遠く及んでいなかった。そんな世界でユウとあせびは古代文明の遺産をみつけるために旅をしていく。
登場人物
- ユウ
本作の主人公。衛士で人類の全盛期である「ウォルデシア時代」の文明遺産を見つけるためにあせびと旅をしている。
- あせび
本作のもう一人の主人公。メインヒロインであり、ユウに好意を持っている。ウォルデシア帝国の人型モジュールという珍しい人の形をした機械。
- ドナ
ユウが行きたがっていたカイコ島にいくための客を調達してくれた。
- つばき
カイコ島で医者をしている。ユウにカイコ島までの警備を依頼する。あせびが人型モジュールということを偶然知るが、そのことを秘密にすると約束する。
- つくし
つばきの妹。船乗りの見習い。
- ハイト
つくしとつばきの父。
- ゲング
あせびの養父。病気にかかって亡くなる。
- グラム
ハイトから古代地図を強制的に奪おうとする。
用語一覧
- 衛士(えいし)
竜魚と呼ばれる巨獣から人を守る存在。二年間に渡る訓練所での訓練と、一カ月の試験をクリアすることでなれる。
- 古代地図(ウォルデシアマップ)
ウォルデシアの古代島「ブラント」までの地図が記されている。