あなたに託します
2
かぼそくおおきなていこうのいっぽ
あなたに託しますとは,キミガシネ一章後半の名台詞。
親友を失い,壊れていくサラの心の中に,誰かの声が響く。
「これは…抵抗です…」
「あなたに託します…!私たちの悔しさを…希望を…!」
「私は…満足です…」
ジョーが身代で,カイが投票で犠牲となることが決定し、ジョーを救うためにサラはボタンを壊すほど押し始める。しかし結局ジョーは助からず,結果として長く苦しませて死なせることになってしまったことに怒りと悲しみによって壊れかけてしまったサラに激励する形でこのセリフが出てくる。そして自らの手首を切り、誘拐犯への抵抗として意思を示した(カイは投票される前、死にたくないと言っていたため、手首を切り落として自ら命を絶つというのは相当な決意がなければできなかったのだろう)。そして,ジョーの件を「あなたが時間を稼いでくれたから抵抗ができた,決して無駄ではない」とフォローした。どこまでイケメンなんだ。そして、悔しさと希望をサラに託し、最後は苦しそうながらも笑顔で死んでいった。
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