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収録編集

裂かれた絆編集

ストーリー編集

内気な少女・藤咲美守はある日、クラスメート・上条栞の高級バッグをつぶしてしまう。

美守は金銭での弁償の代わりとして、栞にケチをつけた松野と共に栞を初めとする3人に雑用をさせられるように。

その後、美守は「謝れば自分だけ許す」との言葉に従い、開放される道を選んだ。松野ひとりを残して――


そして美守は新たな友人を作るも、自分だけ開放された後も態度を変えなかった松野を放っておけずに助けに行こうとする。

そこで彼女はある店で栞と同じバッグを見つけて、本当はそんなに高くないことを知り、松野を庇い栞にバッグを値段を教える。


登場人物編集

  • 藤咲美守

主人公。

内気な中学1年生。

あるいじめから上条栞の20万円もののバッグを潰してしまい、一時栞らの「命令」に従うことになってしまう。

共に従うことになった松野に助けられるが、彼女に課された「命令」違反だったために、彼女の頬を叩かされた。その後栞に謝罪をしていじめから解放される。

後に新たな友人を作るも、ある日の下校時にやはり松野が放っておけずに助けようと学校へ戻るが、途中である店で栞と同じバッグを見つけて実は5000円物だと知る。

その後松野と和解し、栞に詰め寄られたときに自分が潰したバッグの本当の値段を教え、2人共いじめから解放される。


  • 松野千波

もう1人の主人公。

勝気な美守のクラスメート。

美守の潰した栞のバッグのことでケチをつけたために2人共栞らの「命令」に従うことになる。

美守が解放された後は、自分だけが従うこととなるが、美守の活躍で2人共解放される。


  • 上条栞

いじめのリーダー格の少女。

美守にちょっかいを出した際に20万円のバッグを彼女に潰されてしまうが、それは実は5000円ものだった。本人はそのことは知らなかった模様。


  • 片山心&田村直美

栞の取り巻きの少女達。

髪を下ろしたのが心で、ツインテールが直美。

栞は彼女達から、20万円の限定品のバッグと聞いて2人から買い取ったが、実は5000円ものだったので、そのことが(美守により)ばれて2人は栞と揉める。



未来への贖罪編集

ストーリー編集

葉山梨花はいじめが原因で自殺をしてしまう。

その事を知った柊千晴は彼女を救えなかったことで責任を感じるがいじめをしていたクラスメートのユリカたちは、責任感が皆無。


千晴は梨花の母にいじめを言おうとするが、ユリカに見張られて言えないでいた。


登場人物編集

  • 柊千晴

主人公。

中学2年生。ある英語の授業の際に梨花に助けてもらい、それ以来仲良くなるがある日梨花がいじめのターゲットになってしまい、その後自殺してしまう。

我が身可愛さに庇わなかったことで責任を感じ自殺をしようとするが、両親に止められる。そして全て両親に話して2人に支えられながらも梨花の母と恐らく姉にいじめを話し謝罪。

その後1年に渡り謝罪を続け、梨花の命日に挨拶をすることが許された様子が単行本の最後にあるエピローグにて描かれている。


  • 葉山梨花

千春のクラスメートの少女。とても物静かな性格で、それ故にユリカたちにいじめられるようになり、自殺をしてしまう。

上に高校生と思われる姉がいた。(エピローグにて描写)


  • ユリカ

千春のクラスメートの少女。いじめを繰り返している。彼女たちのグループによるいじめで梨花は自殺してしまう。


エピローグ編集

単行本巻末に描きおろしで収録。

千晴は梨花をユリカたちのいじめから救えなかったことを話し、梨花の母や姉に拒絶されてしまう。それでも彼女は何度も謝罪に向かった。

それから1年後、千春は母に梨花の命日にあいさつするように勧められる。



心の迷宮編集

ストーリー編集

早坂明奈は不仲な両親の言い争いによる苛立ちをクラスメートのまどかにぶつける毎日を送っていた。

そんなある日、まどかは明奈からの仕打ちを苦にして歩道橋から飛び降りるが、幼馴染のちとせとミホと下校中だった明奈がそれを見つけ手を掴まれる。最終的には2人共歩道橋から落ちてしまうが、それによって心が入れ替わり、明奈になったまどかは運ばれた病院のベッドで眠りに就くこととなる。

一方まどかになった明奈は自分以外のクラスメートが自分に脅されて、まどかをいじめていただけで自分を嫌っていたことを知り、ますます苛立ちを募らせるが、(本来の)両親から自分は愛されていた事を知り、まどかとの和解を決意する。


登場人物編集

  • 早坂明奈

主人公。

中学2年生。

不仲な両親が自分を顧みない苛立ちをまどかにぶつけていた。

その後、まどかの自殺を止めようとしたところ自身も一緒に歩道橋から落ち、まどかと体が入れ替わってしまう。

そして自分はクラスメートから嫌われていた事を知り荒れるも、両親が娘の意識がなくなったことを悲しむ顔を見て、元の体に戻るためにもまどかとの仲直りを決意する。


その際に彼女はまどかの心の中にて今までのことを詫び、元の体に戻ることとなった。

その後は眠りに就くが、終盤で目を覚ます。


  • まどか

準主人公。

明奈にいじめられたことがきっかけで歩道橋から自殺を図ろうとした少女。

明奈がそれを止めたために、2人共歩道橋に落ちてしまい、彼女と体が入れ替わる。

明奈になったまどかは眠りに就き、明奈のいない1人ぼっちの世界に閉じこもるが心の中にて明奈と会話し、意識を取り戻す。その後眠りについた明奈の見舞いに行く。


  • 明奈の両親

序盤では離婚をしようとするが、明奈が眠りに就いたことが原因で反省する。


  • ちとせとミホ

明奈の幼馴染。しかし本当はいじめをするようになったまどかに愛想をつかしていた。



戻せない時間編集

ストーリー編集

1年のときから仲のいい古川乃理子百瀬彩花が2年になった日に、彩花の幼馴染の栗田優衣が転校してくる。

彩花を取られた気がして落ち込む乃理子は、金城らに絡まれるが、優衣に救われる。

しかしその際、優衣は金城のバッグを傷つけてしまっており、彼女らは乃理子をそそのかして優衣に暴力を振るう。

そのことを知った彩花は激怒して、乃理と仲違いするがその後……


登場人物編集

  • 古川乃理子

主人公の1人。

中学2年生。通称乃理

内気な性質で友達ができなかったが、彩花と親しくなる。2年生でも彼女と同じクラスになれたものの、優衣が転校してきたことで仲間はずれになった気がして落ち込んでしまう。

挙句の果てに彼女を金城たちのいじめのターゲットにしてしまい、彩花と仲違いしてしまうが最後は彩花と共に優衣を救い、仲良しに戻る。


  • 金城

結構気取りやな少女。取りまきを連れている。

姉に内緒で借りたバッグを優衣に傷つけられたことで、彼女をいじめようとするが、最後は彩花と乃理子に阻まれる。


  • 百瀬彩花

主人公の1人。

乃理子の友人。幼馴染の優衣との再会から暫く経ったある日、乃理子がいじめっ子に優衣を売ったことで仲たがいするが、最後は乃理子と共に彼女を救う。


  • 栗田優衣

主人公の1人。

彩花の幼馴染。

金城のバッグを傷つけてしまったことでいじめに遭うが、乃理子と彩花に救われる。


関連タグ編集

いじめ(ちゃお) ちゃお

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