概要
pixivユーザーの古参絵師・古淵工機氏が、2010年よりpixiv上で不定期展開している一次創作作品。
作中に登場するトイランド星出身のロボ娘「ヴィーボちゃん」が、地球での生活で奮闘する物語である。
あらすじ
日本のどこかにある「唐栗島」(からくりじま)に、流れ星が落ちてきた。宇宙学者の父とエッセイストの母を持つ相川ナナミは、その流れ星を発見。流れ星の正体は小さな宇宙船で、中から出てきたのはなんとロボットの女の子だった!
彼女の名前は「ヴィーボ・エル・トイランド」。宇宙の彼方にある「トイランド星」から立派なプリンセスになるための修行として地球にやってきた。
そんなヴィーボちゃんの行く先々には何が待ち受けているのだろうか…?
主な登場人物
ヴィーボ
本名ヴィーボ・エル・トイランド。
この物語の主人公である、ロボット(厳密には機械生命体)の女の子。トイランド星の王女。
心身ともに修行を積み、立派なプリンセスになるために地球にやってきた。
性格は明朗で、困っている人を見ると放っておけない。
ペットロボット(フクロウ形)の「フゥ」を連れている。また、自身には7つの能力が備わっている。
なお、服に見える部分は着脱可能で、これによって地球人の着る衣装を身に着けることも可能である。
名の由来は音楽用語で「活発に、いきいきと」を意味する「Vivo」。また、かつて存在したマイナードリンク「ビーボ」から。
ナナミ(ナナミちゃん、ナナちゃん)
本名相川ナナミ。ヴィーボを最初に発見した少女であり、島の小学校に通う小学5年生。
父親が宇宙学博士であるためか、宇宙のことに興味がある…という以外は、良くも悪くも普通の女の子である。最初にヴィーボを発見して以来、相川家にヴィーボを「仮住まい」させるようになる。
名の由来は阪急京都本線の相川駅、およびミュージシャンの相川七瀬から。