概要
pixivユーザーの絵師・古淵工機氏が、2017年より展開しているオリジナル作品。
某県のとある地方都市『芦萌市』(あしもし)における、女子高生型や企業家型他様々なロボット達と彼女達に関係する様々な人物たちの日常を描いた作品。
主にpixivとTwitterで展開している(地名の『芦萌』はアメリカ合衆国の作家「アイザック・アシモフ」とホンダが生んだ国民的ロボット『ASIMO』から引用)。
この世界観に登場するキャラクターたちには、苗字に日本の色んな場所の名称が引用されている。
「ろぼむす」
本作品群においてメインとなっている女性型ロボットの総称である。
総じて少女型が多いが、中にはとんでもないオプションを装備している子も少なくないとか?
主な登場人物
芦萌高校
本作品の主要舞台で、多くのロボット女子高生が通っている。
生徒(ろぼむす)
- 代宮山ミホノ(だいかんやま みほの):この世界観のメインキャラクター的なポジションのキャラで、元気溌剌な性格がポイントのロボット女子高生。この記事のサムネイルの左端にいるのも彼女で、あの絵こそがこのタグが初使用された歴史的な写真、つまり全ての始まりともいえる。ボクっ娘。
- 鉢山サオリ(はちやま さおり):ミホノの最も近しいロボット親友(記事サムネイルでもミホノの横にいる)で、こちらはのんびりな性格。
- 道玄坂ユミナ(どうげんざか ユミナ):普段は物静かだが、意外の趣向を持っているらしく…?
- 宇田川キハル(うだがわ きはる):どこかしら博士もといマッドな雰囲気が漂うロボット女子高生。
- 参宮橋ヒカリ(さんぐうばし ひかり):参宮橋サキ(後述)の娘として製造されたプロトタイプ。さっぱりした性格で、喧嘩っ早く義理堅い。
徒手空拳による格闘が得意。実はギターも上手い。
- 玉造ハルカ(たまづくり はるか):大阪出身のロボ娘。「初登場でひん剥かれる」というハプニングに見舞われてしまった。周りがボケばかりなのでツッコミ役に回ることが多いとか。
- 富ヶ谷チヅル(とみがや ちづる):オオカミ型のロボ娘。オレっ娘。ミホノとはライバル同士であり、よき親友の1人でもある。
- 美竹ナツヒ(みたけ なつひ):ギャルロボ娘。自分の身体をカスタマイズしてキラキラモリモリにデコるのが趣味。だけど困った人を見ると放っておけず、根は優しいタイプ。
- ジェシカ・パサデナ(Jessica Pasadena):アメリカ出身のロボガール(劇中におけるアメリカでは「ろぼむす」のことをこう呼ぶらしい)。大のお祭り好きで、アメリカ生まれなのに江戸っ子。
生徒(人間)
- 野毛ワタル(のげ わたる):ミホノたちのクラスメイトである男子高校生でありミホノの彼氏。メカオタクであるが、ミホノを相手にしたアレの時には一方的に負けっぱなしである。
- 並木橋カヨコ(なみきばし かよこ):ミホノたちのクラスメイト。ナツヒに憧れるメカフェチギャル。ナツヒと一緒に行動しているらしい。
教師
- 代々木リン(よよぎ りん):ミホノたちのいるクラスの担任。右腕にチョークを射出するランチャーを改造で(しかも自前で)取り付けており、怒ると容赦ない一撃を食らわせる。
- 神山アヤメ(かみやま あやめ):体を高度に機械化したサイボーグ。芦萌高校の保健医であり、人間もロボ娘も手当てができる。
- 渋谷ユヅキ(しぶや ゆづき):女児型ボディながら学校長を務めている。実は大のお酒好きらしい。
芦萌中学校・芦萌小学校
むろん芦萌市内には小学校や中学校もあるためそこに通うロボ娘たちもいる。
- 鎗ヶ崎コズエ(やりがさき こずえ):黒猫型の小学生ろぼむす。元気いっぱいでいたずら好き。
- 鳩森カホ(はともり かほ):小学生ろぼむす。ダンスが得意である。
- 竹下アザミ(たけした あざみ):キツネ型のろぼむすで中学生。チヅルを姉のように慕っている。
- 西原ヤヨイ(にしはら やよい):アザミのクラスメートで、ぶっきらぼうだけど大の友達想いな性格のろぼむす。
RONTECおよび参宮橋家
- 参宮橋サキ(さんぐうばし さき):ロボットメーカー「RONTEC(ロンテック)」の元社長の後を継ぐ形で現社長を務めているプロトタイプロボ娘。実の娘として芦萌高校生徒のロボット・参宮橋ヒカリ(さんぐうばし ひかり)がいる。
- 山谷リリカ(やまや りりか):参宮橋家のありとあらゆる業務をこなすメイド隊を統括するメイド長ロボット。銃器の取り扱いに長けており、自他ともに認めるガンマニア。
- 初台アラタ(はつだい あらた):男装しているため美少年に見えるがロボ娘。参宮橋家の執事であり、こちらも執事隊を統括する執事長。剣技が得意。脱ぐと巨乳らしい。
その他
上述したように、芦萌町の周りには高校以外にも色んなところでロボ娘たちが全国単位で活躍している。
- 代宮山ハルミ(だいかんやま はるみ):代宮山家の長女で「マルダイ建設」の社長を務めている。先述したミホノ、および後述したリコの姉。
- 代宮山リコ(だいかんやま りこ):代宮山家の次女。流しの個人トラックドライバーであり日本中あちこちを駆け巡っている。仕事終わりに飲むビールが欠かせないらしい。
- 霞ヶ関マキナ(かすみがせき まきな):サイボーグ。芦萌警察署の署長を務める。
- 桜川ヒサコ(さくらがわ ひさこ):サイボーグ。ロボットメーカー「雁城電機(がんじょうでんき)」の社長。もとは40超えの人間の女性(それでも結構な美女だったらしい)だったが改造手術の際に何を思ったのか女児型ボディになっている。本人は気に入っているらしい。
- カミラ・ハールブルク(Camilla Harburg):ドイツ出身のマシーネンフラウ(劇中世界におけるドイツでは「ろぼむす」のことをこう呼ぶらしい)。市内でバー「ユーバーナハト」を営んでいる。お淑やかだが肝は据わっており、しっかり者。