概要
「たまごっちプラスカラー」から電池残量警告キャラとして登場。
あまり知られていないがその元となったデザインは小学館の児童雑誌各種にて同時に行われた
キャラクターデザインコンテストの最優秀賞作品であり、
つまりPixivでいう「オリジナルたまごっち(オリたま)」なのである。
その時の姿は現在の物とほぼ同じで基本カラーが青く、女の子であるという設定が存在した。
このうち女の子であるという設定は映画版「うちゅーいちハッピーな物語!?」にも引き継がれ、
怒ると頭の角から電撃を発生させて相手を感電させる女の子として描かれている。
声優は岩井良磨であるが、かんでんっち以外の経歴は不明のようである。
(彼女も公募によって決定されたという噂もあるが、確定情報には至っていない)
その後プラスカラー以降の玩具にて、電圧低下時に「でんちをかえてね!」と
電圧低下警告画面表示時に必ずと言ってよい程登場する事となるが実はその顔は広く、
なんと海外作品である「Music Star」では「Tama Battery(たまバッテリー)」使用時に
楽器等のアイテムをくれる作中での重要なキャラクターにまで昇格しており、
「Tama-Go」にも電圧低下警告画面にてまたしても登場を果たしていた。
さらに2013年12月に英国、フランス、スペインなどで先行販売が開始され、
北米でも2014年6月以降に販売予定のある「Tamagotchi Friends」にも電圧低下警告画面で登場する。
彼女の躍進は留まる事を知らない。
日本版でもプラスカラー時代以降販売され始めた育成玩具はもちろん、アニメの液晶付きなりきり玩具にも毎回登場し、
テルリン、パシャリン、ひめスぺフォン、たまプロフィ、ゆめキラバッグ(両バージョン登場)、
そしてポケットデザイナーにも登場する。
現在でも日本・海外問わず公式に一番愛されているであろうオリジナルたまごっちであり、
まさに縁の下の力持ち的なキャラである。
しかし誰でも一度は目にする機会があるキャラの筈なのに
「女の子である」という点と一般公募最優秀賞についての知名度が明らかに少なすぎる、
意外と不憫な子でもある。