きゃんきゃんバニーシリーズ第5弾。1993年6月25日に発売された。
今作ではちゃんとヒロイン全員を個別に攻略出来るようになった。スワティとのエンディングも用意されていて、至れり尽くせりの内容だった。
登場人物
ゲームのナビゲーターである恋愛の女神にしてメインヒロイン。主人公に北極紫微大帝の「星のカケラ」の力を使い女縁を授ける。しかし、無断で「星のカケラ」の力を使ってしまったために、期限までに星のカケラを全部返さないと、北極紫微大帝の后の一人にさせられることになってしまう。ゲームのラストでスワティ以外のヒロインを選ぶと、各ヒロインとのエンディングで北極紫微大帝の后の一人になったスワティが天界から主人公と相手のヒロインを見守る様子が描かれる。
七福神
布袋、毘沙門、寿老人、大黒、福祿寿、恵比寿の6柱。外見は2頭身のデフォルメ体型をしている。毘沙門はスワティの祖父である。スワティを孫や娘のように大切にしており、スワティエンディングでは、スワティに幸せになってほしいとスワティを人間にしようとした(北極紫微大帝の邪魔が入ったが、後日、人間になったスワティと主人公が出会ったときに、北極紫微大帝が天界で七福神もスワティと主人公が結ばれることを願っていると主人公に言っていた)。
青山美沙生
ヒロインの一人。高校3年生で超難関女子大を目指す受験生。性格はわがまま。母親は有名女優であり、家庭環境と受験によるストレスの気晴らしに、ディスコで踊りまくるのが趣味。桜沢香織とは犬猿の仲。スレンダーな体型をしているが貧乳であり、ドラマCD「きゃんきゃんバニーエクストラ スワティスペシャル」では、杉田千里から貧乳と言われてキレていた。
杉田千里
ヒロインの一人。高校生。好きなものは漫画、アニメ、特撮というと典型的なオタク少女。眼鏡っ娘。漫画家になることを夢見ている。体力作りのためにテニス部に所属している。ちなみに童顔だが胸が大きく、ドラマCD「きゃんきゃんバニーエクストラ スワティスペシャル」では、酔っ払って青山美沙生と喧嘩したときは、そのことを自慢していた。
桜沢香織
ヒロインの一人。稲村女子短大家政科に通う短大生。派手な外見だが、真面目で家庭的な性格。ゲームでは青山美沙生と犬猿の仲。ドラマCD「きゃんきゃんバニー スワティスペシャル」では、若宮雪江から「やたら派手な女」と言われて対立していた。
久遠寺綾
ヒロインの一人。集談社の人気漫画雑誌「少年チャンプ」の編集長。仕事には厳しい大人の女性。
若宮雪江
ヒロインの一人。美沙生と千里が通う大手進学予備校の非常勤講師。父親が貿易会社勤務で、海外で生まれ育った。レポーターになるのが夢。ドラマCD「きゃんきゃんバニー スワティスペシャル」では、桜沢香織と恋仲になった主人公を取り戻すべく、撮影隊を引き連れて二人の温泉旅行先に突撃して、香織と対立していた。
坂本春菜
ヒロインの一人。主人公がゲームセンターで出会う女性。聖ルカ病院の准看護婦をしている。物静かな性格。霊感が強く、主人公以外ではスワティの姿が見える。祖父はロシア人で病院の敷地内にある教会の神父であったが他界して、春菜がシスターを務めている。クリスチャンネームは「ヴィスナ」(visuna、ロシア語で「春」の意)。
高岡麻理
ヒロインの一人。アーケード街「ムーンロード」の小物屋で店員として働いている少女。楽天的な性格。他のヒロインたちとは違い個別シナリオは無いが、エッチシーンと個別エンディングがある。主人公は「星のカケラ」のついた女の子の一人だと思っていたが、実はそれとは関係なく、主人公が自分で縁を作って結ばれたことになった少女。
川奈真樹子
春菜シナリオで登場するサブキャラ。聖ルカ病院の看護師。「正看護婦にこき使われるのが准看護婦」と春菜をいいように使っている。
北極紫微大帝
北斗七星を司る神。天界では偉い神なのだが、后が999人いる女好き。スワティが無断で自分の力である「星のカケラ」を使ったため、回収出来なかったときはスワティに自分の千人目の妻になるように要求してくる。七福神からは「ハゲで女好きのロリコン」と言われていて、スワティエンディングでは、毘沙門が「ハゲで女好きのジジイの千人目の嫁になるくらいなら人間になる方がマシ」とまで言っていた。七福神がスワティを人間にしようとしていたのを邪魔して強引にスワティを連れ去ったが、スワティに「星のカケラ」がついていることを知って、スワティを人間にして主人公のもとに帰し、主人公に「星のカケラ」を返すように(スワティとうまくやれと)言うなど、けっこういい人(神様)。