概要
さいくるびよりは週刊少年ジャンプ2024年24号から41号まで連載された少年漫画。作者は「小林おむすけ」で、本作が初連載。少数の人間の中の超能力「サイク」を有する者達がサイク持ち達用のシェアハウス「サイクハウス」で共同生活を送るストーリーとなっている。
なお、本作の舞台は山梨県である。
登場人物
以下cvはジャンプチャンネルにて漫画アニメの動画の登場人物。
- 須谷ねむる
cv:田村睦心
自分や触れた物の大きさを自在に変えるサイクの持ち主の少年。小さくなるときは、頭に被っているバケツに収まり、巨大化で共に巨大化するバケツで相手の行動を抑えるのを得意とする。佐山ことねの高校に転校してきて隣の席となったことねを同じサイク持ちである事を見抜きサイク待ちが住むサイクハウスに勧誘する。
ハウスの中には彼が大型化させてオブジェ状になっている様々な道具や逆に小型化し使わない時にミニチュア化させている本物の車といった物が置かれている。
- 佐山ことね
cv:沼倉愛美
自分や触れた物を瞬間移動させるサイク持ちの女子高生(眠るとリセットされてしまうらしく起きてから触ってない物には反応しない。また引き寄せるのは問題ないが飛ばすのに慣れておらず地点に誤差が生じる)。父親が借金を作った状態で亡くなってしまい生活費・学費と共に稼ぐのに奔走するのが祟ったのか母親(cv:北﨑ひとみ)が突然倒れ意識不明となってしまい治療費を稼ぐの金銭の余裕が無く、(ねむるが転校してきた日に財布に7円しか残ってなかった)サイクを使ってコンビニでおにぎりを万引きしていたが須谷ねむるに行為が露呈し確保される。その後コンビニの店主に謝罪し、家賃がかからない事や母親を治せるサイク持ちを探せる可能性などを持ちかけられサイク待ちが住むシェアハウスに住むことになる。
- 本音きょーこ
cv:佐藤棒夏
サイクハウスの住人の女性。心を読むサイクを有しており相手の思い浮かべる事が文章として見る事が出来る。読み上げるという動作になる関係上長文だと瞬時に確認しきれず早合点をしない様注意がいる。美人だが大の酒好きで連日飲み歩きするのもザラで二日酔いだろうと朝から飲みたがる。普通に会社に勤めた時期もあったのだがその会社がブラック企業で勤め続けるのに腹を立て(カジノに行くために有給届を出すのも上司が中々聞かない有様でサイクで弱みを握る事で了承させた)海外のカジノに赴きサイクを利用する事で大勝利し大金を稼ぐ事に成功、退職し気が向いたらバイトするフリーターをする様になり平日でもくつろいでいる事も珍しくない。
- 南葉もあ
サイクの研究者をしている天才小学生で自分の分身を生成するサイクの持ち主。分身の思考は個別の意見こそ出すが同一の者で組体操なども行える優れた連携力を持っており解除して分身を消す時にどれを残る本体にするかも選ぶ事が出来る。人見知りであるがサイク持ちを見るとデータ収集しに急接近するなどグイグイ押してきたり研究者気質と一方で能力の観察は娯楽と並行してやりたがる年相応の子供らしさも持つ。
- 南葉かず
cv:武田慎太郎
もあの父親でサイクハウスの管理人。家事全般を引き置けておりことねから仏の様と称される笑顔を絶やさない温和な人物。なお彼自身は無能力者。
- ゆい、もっちゃん
ことねのクラスメイト。
- コンビニの店長
cv:野澤英義
ことねやねむるの通う高校の近所のコンビニを経営しているスキンヘッドの男性。金銭的に危ういあまり食品をサイクでことねが盗んでしまっていた騒動の原因が分からず気味悪がっていたがねむるの説得で謝罪にきた彼女の追い詰められてる境遇に理解を示し通報しないどころかおにぎり十数個を譲り(量的に廃棄予定だったと思われる)周りの人間にもっと頼ればいいだろうと(次は黙認できないとは警告しつつ)諭す器の大きさを備えている。