概要
ジャンプ+で連載されていた大人気漫画地獄楽をギャグ漫画化させたスピンオフ作品。
原作のキャラがキャラ崩壊レベルで性格が変わっている状態で原作通りに話が面白おかしく進んでいくのが特徴。単行本のおまけには原作者である賀来ゆうじ先生が描きおろしたじごくらくが記載されている。
全1巻。
あらすじ
大人気の忍法浪漫活劇『地獄楽』のスピンオフがついに誕生!!主人公・画眉丸は、泣く子も引くほど我慢に強い超ドM…!?その名も「がまんの画眉丸」!!賀来先生も大爆笑の公式スピンオフギャグがついにスタート!!
(公式サイトより)
登場人物
ご存じ主人公。
今作では超が付くほどのマゾヒストのド変態になっていて、その変態性から「がらんの画眉丸」ならぬ「がまんの画眉丸」と呼ばれているようなどうしようもない人物になっている。心なしか戦闘力も原作よりも低くなっているような気がするが後述の佐切が強すぎるだけなので、今作でも原作で瞬殺した相手をきちんと瞬殺する強さを誇っている。でも後述の佐切が強すぎるのとドMだからなんか情けないがその分愉快な性格をしている。名実共に変態キャラでありボケに回ることが多いが色々と論外すぎる佐切相手にはツッコミに回ることが多い。今作でも妻を愛していており妻との再会を待ち望んでいるのだがその理由は妻がドSだからと、とことんドMである。
ご存じもう1人の主人公。
相方の画眉丸が感情豊かなドMになっているからこちらはMと対を為す冷血無表情のドSキャラになっている。そしてターバンのガキのようにスピンオフの恩恵を最も受けている人物であり、序盤なのに画眉丸を瞬殺するほどの鬼強化を為されていてパワーバランスが完全に逆転している。一応原作でも画眉丸は彼女を自分よりも強いと言ってはいたがここまで強くはない。言うなれば原作の画眉丸を上回る虚無っぷりを身に着けてギャグキャラ化させた「真のがらんどう」とでも言うべき人物。自身はドSで相方の画眉丸がドMだから相性がいいかと思えばそうでもないので画眉丸を非常に雑に扱っている。画眉丸からも「同じドSでも妻と違って愛がない」と苦手意識を持たれている。
ちなみに原作の佐切には左目の前に小さな前髪が走っているのだが今作の佐切には存在しないという差異があり、賀来先生もその事に気付いている。