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ちふり型巡視船

ちふりがたじゅんしせん

海上保安庁が運用していた巡視船の船級。分類上はPM型、公称船型は改450トン型。

海上保安庁が運用していた中型巡視船。海上保安庁が建造した中型巡視船としては、あわじ型、れぶん型に次ぐ初期のものである。


昭和23年に発足した海上保安庁は、日本海軍復活を警戒する連合国軍の意向により保有する船艇の数や運用する装備を極端に制限されていたが、朝鮮戦争勃発を受け、当時日本の占領行政を司っていたGHQは海上警察力増強を指示し、海上保安庁の巡視船が大幅に増強されることになった。これにより、先行して建造されたれぶん型巡視船の拡大版として、昭和25年度追加予算と翌26年度計画でちふり型5隻が建造された。


老朽化に伴い、昭和54年度までにしれとこ型(1000トン型)などによって更新され、運用を終了した。


PM-18 ちふり 1952年4月30日竣工 1979年8月13日解役

PM-19 くろかみ 1952年3月31日竣工 1980年1月31日解役

PM-20 こうず 1951年12月8日竣工 1979年9月25日解役

PM-21 しきね 1952年1月9日竣工 1979年8月18日解役

PM-22 だいとう 1952年2月25日竣工 1979年12月26日解役

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