えりも型巡視船(初代)
旧海軍から移管された海防艦5隻(おじか型巡視船(初代))のうち2隻の代船として建造された。気象観測を主任務として設計されたのじま型をもとに、警備救難を主任務とするよう改設計されている。北海道に配備された1番船のえりもは船体を耐氷構造化されているが、鹿児島に配備された2番船のさつまはこれが省かれているなど、実質的には別の型の船である。
同型船
PL-13 えりも(第1管区) 1965年就役、1994年解役。
PL-14 さつま(第10管区) 1966年就役、1995年解役。
えりも型巡視船(2代)
ネームシップのPL-02「えりも」の元々の船名は第二管区海上保安本部に配属された「おじか」であり、第一管区への配置換えにともなって改名した。詳細はおじか型巡視船(2代)を参照。