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概要編集

投稿主が大学生だったころ川沿いの道で通っていたら犬の散歩中のズボンの丈が合っていない紺のダウンジャケットを着て、ファー付きのフードを頭まで被っている人影が見えた。その人物に通り過ぎたとき…「わん。」と犬とも人間とも取れないようなむしろ音に近い声が聞こえた。少し驚いて振り向くと……


目と鼻と口がなく目と口の位置にポッカリと黒い空洞の顔であった。投稿主は怖くなり急いで自電車を漕いだ。


後日このことを大学の友達に話すと「つんつるてん」という単語でて妖怪かと思いきズボンの丈が合わずにスネが丸見えのことを、つんつるてんというという見間違いとあしらわれた。


飲み会の帰りにいつもの場所であいつにであった格好は前と同じであったがなんと自電車に乗っていた。投稿主は急いで自電車を漕ぎ公園のトイレへと駆け込んだ。トイレのドアの隙間から丈の合っていないズボンが見えた。そう「つんつるてん」が追いかけてきたのだ。つんつるてんらドンドンとドアを叩く音とともに「わん。」と声を発していた。数時間もするとピタリと止み便所から出るとドアの外側が凹んでいた。


投稿主は医学部であり解剖などをしていた。駅前の喫茶店で勉強していると窓からドンと音が聞こえた。つんつるてんであった。つんつるてんはミニチュアダックスフンドという犬らしき物を投げていた。投げた犬を手綱を手繰り寄せ何度もドンッ・・・ズルズルズルドンッ・・・ズルズルズルドンッ・・・ズルズルズルと何度も繰り返していた。犬は血で染まっていた。しばらくすると警察が駆けつけるとつんつるてんは姿をくらました


投稿主はつんつるてんが現れな日には解剖をしておりホルマリンの匂いが染み付いていた。つんつるてんはその匂いに反応していたのではないかと考察した。


次の日はテストだけであり解剖はやらなかった。そして帰り道つんつるてんが犬を連れてつったているだけだった。投稿主の予想は当たりホルマリンの匂いを頼りにしていたそうだ。原因が分かりそして実習はもうないとのことでつんつるてんに追われる心配はなくなった投稿主は冬休みを満喫し友人を誘おうかと思ってた。友人の家に向かったが留守であり家に戻りねていた。するとチャイムがなり目が覚めると警察2人が立っていた。


事情を聞くと友人は数日前に死亡していたが腐敗が進んでいた。自殺の可能性が高いという。警察は投稿主に友人の死体を確認された。友人の顔は生前の面影もなく膨れ上がっていた。警察に友人本人だと伝えた。投稿主はふと友人の部屋のドアを見つめた。ドアには凹みと血の跡があった。つんつるてんのあの犬を投げていた行動が頭によぎった。


投稿主は引きこもっていた。つんつるてんに襲われるのは今度は自分の番ではないかと。すると突然窓が割れた。投げられた物を見た。ぐったりとしていた犬であった。投げたのはつんつるてんであった。投稿主は急いでバイクを走らせた。夢中で走っていた。すると後ろからブロロロロと音が聞こえた。どうやらつんつるてんがスクーターで追いかけていた。

「わんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわん」

「わんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわん」

とつんつるてんと声が聞こえながらも必死に走らせた。そして路地を抜け大通りを抜け投稿主はとっさに右へと曲がった。つんつるてんはトラックにぶつかり下敷きになっていた。


つんつるてんからは強い死臭が鼻を刺した。もしあの時曲がっていなかったらつんつるてんのようになっていた。

野次馬が集まっていた。野次馬の発言によるとつんつるてんの顔はグシャグシャになっているようだ。皆つんつるてんの死体の顔を覗き込んでいた。

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洒落怖















野次馬達の中には犬を連れ………何かがおかしい。よく見ると買い物中の主婦や、子連れの親子・・・おじいさん、おばあさん・・・も犬の散歩中であった。その異様さに投稿主は気づくと野次馬達は投稿主方へと一斉に振り向き………



「わん。」

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