で、誰が死ぬんです?
主にうがつまつき氏の作品につけられる。
うがつまつき氏の作品には非常に暗く、残酷で、キャラクターが死ぬものがある。
その印象が強いため、死が予想される作品のみならず、明るく誰も死なない作品のサンプルにも『サンプルじゃ明るく見えるけどやっぱり死ぬんでしょ?』とでもいうべきネタとしてつけられる。
うがつまつき氏の作品では、残酷な作品でもキャラクターは無駄に死ぬのではなく、その死が物語の核になっている。
そのため死が避けられない印象が強く、避けようのない死に赴かねばならないキャラクターの悲哀が読者の胸を襲うのである。
あっ、でもリグルきゅんをやっちゃったレイパーはコロコロされちゃって当然ですよねー。
なおうがつまつき氏の作品は暗いものばかりでなくギャグ作品や料理本やエロ本など多様な作風があることを忘れてはならない。
あくまでこのタグはネタである。
…だったはずなのだが、C84における氏の最新同人誌では佐久間まゆが登場する。
彼女の記事を見れば分かるが、最凶の組み合わせと言っていい。
たとえ誰も死ななかったとしても。
余談
第10回博麗神社例大祭にて発行された『まんが幻想郷 スタジオノーレッジの野望』は正真正銘、誰も死なないし酷い目にも遭わない純然たるあざといギャグ漫画であった。
のだが。
実はその直前に描いていたのがメディアファクトリー第9回MFコミック大賞受賞作『断罪のユディト』(コミックフラッパー2013年7月号掲載)であった。
『断罪のユディト』は主人公格4人のうち一人(少年)は過去に父を惨殺されたうえ作中で10人のごろつきに強姦され、一人(少女)はその身に宿した魔法のせいで常に傷の痛みに苦しみいずれは死ぬ運命にあり、一人(刑事)は連続殺人犯を追うが返り討ちに遭って惨殺され、一人(薬剤師)は連続殺人犯を罠にかけようとしたら知り合いの少年がかかってしまい断罪のユディトに殺される。
回想を含め作中で描かれ報じられている死者は合計33名。
…………同人誌で誰も死なないのはこの反動だったらしい。
なお、コミック大賞受賞作家には賞金100万円の他に担当編集が付き、連載デビューが保証される。
そして、実際に月刊コミックフラッパー1月号より『断罪のユディト』の連載が開始することとなった。まさかの商業誌でもいつものうがつまつきが見れることに。