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ふぁきあひ

ふぁきあひ

ふぁきあひとは、「プリンセスチュチュ」のキャラクターであるふぁきあとあひるのカップリング。
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概要編集

物語序盤ではみゅうとの事で意見の相違がありお互いあまりいい印象は抱いていなかったが、あひるが正体を知られてしまったことがきっかけで協力してみゅうとを守ることになる。

冷淡で恐ろしい印象だったふぁきあが後半では一転してあひるの前では赤面したりコミカルな表情を見せるようになるなど、ツンデレなふぁきあとの微笑ましいやり取りに心をときめかせたファンが多い。


特にニヤニヤ度が高い12話の、ふぁきあがあひるの正体を知って泣いている所を見られていた事に気づき赤面したり、あひるが全裸になるのをふぁきあが目撃して赤面する回はファンの間で伝説の回と呼ばれ、総監督の佐藤順一氏も「前半でも人気の高い第12話」とネットで紹介していた。

またこの場面のBGMは「雄鶏と雌鳥」という題名で、選曲担当の佐藤恭野氏も「ふぁきあの前で裸になってしまうシーンなどに使用していますが、顔を真っ赤にして焦るふぁきあがとってもキュートでお気に入りです」と全曲集で言っている。


また地下の決戦場に向かうシーンでは佐藤氏が「バレエではオデットと王子が心惹かれあうシーンの音楽、切なくもロマンチックなこの曲は、アニメ本編では12話で決戦場に向かうあひるとふぁきあが互いの距離を探りながらも徐々に惹かれ合うシーンで印象的でした」と言っている。


脚本集によると、12話であひるが今はみゅうとの事を本当に好きに…と言いかけた際にふぁきあが目をそらしたのは「思いもよらない胸の痛み」を感じたからで、あひるの正体を知る前からふぁきあはあひるに無意識に惹かれていた事が分かる。


後半の雛の章になると特にこの2人が一緒にいてふぁきあがあひるに対して赤面したり気にする場面がかなり増える。


また23話で名曲「ルスランとリュドミラ」のBGMに合わせ、ふぁきあがあひるの事を大切な存在だと自覚する事で物語を現実にする力が覚醒し、あひるの名前を叫びながら救出して抱きしめる場面は、非常にドラマチックで作画・演出も見事で、プリンセスチュチュという作品の中でも特に人気が高く、全曲集でも、

総監督の佐藤順一氏「勇壮でドラマチックで疾走感があって、僕も本当に好きな曲です。リュドミラ姫を助け出す騎士ルスランの音楽、もうこのシーンに合わないはずがありません。絵とのシンクロも予想以上に綺麗に決まって、何度も何度も見返してしまいます。初めて聴いた時から絶対に使いたいと思っていました」

原案の伊藤郁子氏「チュチュとふぁきあの呼び合うシーンは何度見ても高揚します。プリンセスチュチュの中でも三本の指に入る音楽と画面が完全にマッチした話数になりました」

選曲の佐藤恭野氏「23話、 逆流する物語の中、ふぁきあがペンを走らせチュチュを助け出すシーンで使用しています。『あひる!』『ふぁきあ!』 呼び合う2人・にぎり合う手! 音楽祭の時リクエストが多かったのは納得です」

など、製作陣も絶賛している。


さらに終盤ではふぁきあのあひるへの想いは深い愛情にまで高まり、25話ではふぁきあとあひるが「別れの前のロミオとジュリエット」のBGMに合わせて二人でパドゥドゥを踊りながら、本当の姿である鳥の姿に戻ってしまう事を恐れるあひるに対して、ふぁきあが「それでもいい、その時が来ても、俺がずっと側にいてやるさ」とプロポーズのようなこと言って励まし、この回も感動的だと人気がある。

総監督の佐藤氏もこの場面に関して「ふぁきあ…あひるのこと大好きっ子になりましたもんね」と発言しており、告白のシーンであったと分かる。

さらに「愛の物語としてもバレエアニメとしても絶対に外せないロミオとジュリエット、どこまでもロマンチックなプロコフィエフ版ロミオとジュリエットはあひるとふぁきあの水中パドドゥにふさわしい曲」と言っている。

またふぁきあがあひるに「ずっとそばにいてやるさ」という場面は、原案の伊藤氏が絵コンテでカットされそうになっていたのを河本監督に直訴して入れてもらったと発言している。

さらに伊藤氏の発案でこの場面の作画では、ふぁきあはあひるに心配をさせないよう手の怪我が見えないように踊っていたとのこと。

伊藤氏はまた「二人のダンスを描くためにロミオとジュリエットのバレエDVDを擦り切れるほど見まくった」と言っている。


最終回では、あひるが鳥に戻って約束通りふぁきあと一緒に湖のほとりで暮らしてる様子で終わる。

このラストは賛否両論で、あひるが人間の女の子になってふぁきあとくっついてほしかった人には不満が残る。

ふぁきあが物語を書けばまた女の子になれるのだから、また女の子になってほしかったという人も多い。

アニメ公式ガイドブックでも「ファンの間ではあひるに女の子になって欲しかったとの声も多い」と書かれており、

あひる役の声優とるう役の声優もインタビューで「終盤ふぁきあはあひるに恋してた」「最後にアヒルは女の子になりましたって匂わせる何かがほしかった、女の子的には可哀想って思う」と語っており、

りりえ役の声優も「あひるがアヒルのままというのはやっぱり寂しかった、でもこの後きっとふぁきあがアヒルをあひるに戻すお話を書いて、また三人で楽しい学園生活が送れるんじゃないか」と語っていた。


公式ガイドブックで総監督の佐藤氏は「ここから先は我々がどうこういう世界じゃないと考えてる。最終回以降、作品として送り出したもの以上のものは、どうぞご自由にご想像ください」「物語の序曲に使われているアヒルのテーマ曲を最終回のラストに使った。これから彼らの物語が始まるという形で終わっている」と語り、

原案の伊藤氏も「我々が作っているプリンセスチュチュというのはここで終わっているんです」と語り、最終回以降の展開はファンに想像の余地を残している。


DVD最終巻の6巻では、ふぁきあとあひるがロミオとジュリエットの衣装でお互いに微笑み見つめあいながら手をとりあって踊っている、原案の伊藤氏によるイラストがパッケージ表紙になっている。


またパンフレットで佐藤総監督は「アヒル自身の物語がここから始まるのです。何を夢見て、誰と何を願うのか …それは彼女自身が決めること」と語り、原案の伊藤氏も「あひるもそして私も育み始めています。新しい夢を」と語っている。


15周年記念イベントでも、

原案の伊藤氏が「当時、最後アヒルのまま終わるのは可哀想という感想もたくさん頂きました。でも、終わったのは『王子とカラス』の物語で、アヒルたちの物語はこれから始まります。今度は皆さんが作り手となって創造力を膨らませて頂ければうれしいです」と、最終回のその後に余韻を持たすような発言をしている。


また伊藤氏の書き下ろしによる公式後日談のラプスブリューテの再演では、あひるが「ふぁきあは、すごーく優しい目であたしを見てくれるし!」「ふぁきあとはいつも心のどこかで繋がってる気がする」と言う台詞がある。


また、15周年記念コンサートの総監督の佐藤氏の書き下ろし脚本による、あひるがまた女の子の姿になるという公式後日談の朗読劇では、

・ふぁきあはあひるの食事用の魚を釣りながら毎日のんびりとみんなが幸せに暮らす物語を書き続けている。

・あひるが時を超えて強く願い続けた誰か(ファン)の夢によってまた女の子の姿になった。

・あひるはみゅうとの笑顔を取り戻したいという夢は叶ったので今は新しい夢を探している。

・みゅうとがあひるに「必ずまた会える、あひるの新しい夢が今度はあひる自身を幸せにしてくれるようにというのが今の自分の願い」と言う。

などの内容が語られた。


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プリンセスチュチュ ふぁきあ あひる みゅうと Fakiru-week NL

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