店内で電波ソングが流れるのが大きな特徴。これを聴くために入店する人がいるとかいないとか。
- ヤマダ電機…ヤマダ電機の唄
- ビックカメラ…ビックカメラCMソング(賛美歌「まもなくかなたの」の替え歌)
- ヨドバシカメラ…ヨドバシカメラの歌(「リパブリック讃歌」の替え歌)
- エディオン…曲名不明
- ケーズデンキ…曲名不明
- 上新電機…情熱をなくさないでJoshin ver.
実態
家電量販店には家電やコンピューター周辺機器、ゲームソフト・ハード及びその周辺機器のみならず、フィギュアやトレーディングカード、書籍、果ては幼児向けの遊具や玩具、模型までが販売されている。
特に模型に関しては2000年代以降模型専門店が次々と閉店している中では貴重な販路と言える。幼児向け玩具にしても、おままごと用の食材がばら売りされる店があるなど気合いの入り方が普通の商品と違うケースもある。
また、地方の店舗にはオンラインサービスが終了したハードのゲームソフトが新品で投げ売りされていたり、何年も売れ残って真っ黄っ黄に焼けたシニア向け家電が売られていたりと、色々とフリーダムである。
なぜ「大きさ」を強調するのか?
「新宿西口にでっかくOPEN!」とか、家電量販店という業種はともかく「規模の大きさ」を強調する事が多い。
が、これにはれっきとした理由がある。
大雑把に言ってしまうと「家電量販店という業界はデカくて強くて金持ちの企業が勝つ」という、よく言えば市場経済のルールに素直、悪く言えば脳筋な業界だからである。
会社自体がデカければ政治力も強まるので値引き交渉で有利だし、それ以前に大量仕入れで割り引いてくれることも期待できる(ボリュームディスカウント)。
また、手形ではなく今この場で代金を支払ってくれる、それも現金の形でその場で用意できるほどの潤沢な資金のある会社なら、メーカーの方も信用して好条件で取引に応じてくれるのである。
それ故「大きくて金持ちであるほど有利に進める」業界なのだ。