説明
奉られている神様は狐を従えた小さな女の子で、そのためすぐに迷子になってしまう。神無月、日本中の神様が出雲へと帰っていく日に、神様が進むべき道を迷子にならないよう、ぼんぼりをかざし、道しるべを作る。そのお礼に女の子の神様がのぞみ札に書かれた皆の願いを出雲の八百万神の元へと届けるためのお祭り。
元は石川県を題材にしたアニメ花咲くいろはの劇中祭りとして行われたものだった。2011年より地域おこしの企画として金沢市湯涌町にて開催されており、放送後も毎年行われていた。
2020年のコロナ禍により一時中断されたが、2022年より再び開催されるようになった。
ぼんぼり点灯式
毎年7月中旬に開催。湯涌稲荷神社境内および扇階段にぼんぼりを点灯し、「のぞみ札かけ」が設置される。以後10月の祭りまで、夜間ぼんぼりが点灯される。
ぼんぼり祭り
毎年10月中旬に開催。各種イベントのほか、夕方より湯涌稲荷神社にて神迎え式、神送り行列、神送り式が執り行われたのち、境内ののぞみ札が玉泉湖にてお焚き上げが行われる。