めくりっことは
DMM.comにて配信中のブラウザゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』に登場する刀剣男士、にっかり青江と歌仙兼定のコンビタグ。
名称の由来
公式イラストレーターによる後ろ姿紹介ツイート(非公式)での、歌仙兼定のマントをめくるにっかり青江・にっかり青江の白装束をめくる歌仙兼定に端を発する組み合わせ。
概要
『にっかり青江』は、江戸時代初期に豊臣秀頼から京極高次(もしくは忠高)に与えられ、以降は京極家に伝わった。
『歌仙兼定』は、細川忠興が所有して以降、細川家に伝わった。
京極忠高(1593‐1637)京極高次の長男、正室は徳川秀忠の4女・初姫。
細川忠利(1586‐1641)細川忠興の3男、正室は徳川秀忠の養女・千代姫。
2人は義兄弟。京極忠高の最期を、細川忠利が看取っている。
寛永14年の参勤交代時、待ち合わせして道中を共にしており、この際、『にっかり青江』と『歌仙兼定』が佩刀されていた可能性がある。
細川忠利から京極忠高へ送られた『和歌の出来を問う書状』が残っており、時候の挨拶抜きでやり取りできる間柄であったことが分かっている。また2人は大の鷹狩好きであり、鷹の産地である出雲に飛び地の所領を有していた京極忠高に対し、細川忠利は鷹を強請っていた書状が残っている。
参照:「京極御系図」「大日本近世史料 細川家史料」「名刀幻想辞典」