概要だに!
CV.大室佳奈(REから)
山陰地方(島根県。出雲大社がある地方)からやってきた神娘でウミヘビの化身らしい(REでもその設定が引き継がれているかは不明)。由来はまんま「出雲」をいずもと呼ばずにそのままひらがなで読んだもの。
蒼髪に宝石のように真っ赤な眼、しめ縄の髪飾りが特徴の城娘。はだけた和服は青いウミヘビによって固定されている。おせっかいだがおっちょこちょいで、本人はそれで頼れるお姉さんである事を自負していた。千狐と同じように「~けん!」「だきぃ!」という独特な語尾を持っている(REでは一部に声がついて訛りがわかりやすくなっている)。これは「雲泊方言」といい、別名八雲弁とも言う島根県由来の方言である。
旧城プロでは築城のオヤカタとして活躍。複数の築城用神娘と共に、殿から与えられた資材と要石を使って様々な城娘を築城したりしていた。他にも本編で千狐同様兜を煽ったり怒った兜に戦々恐々したり、メンテ中には職務放棄していたりと千狐同様マスコットキャラクターとして大暴れしていたしかし、公式看板娘を背負って結果散々な目に遭っている千狐と違い、本編と築城でしか特に活動をしてなかったやくもはその火の粉を浴びる事は無かった。
色々な殿の怒りを買いがちな築城も、やくもの他に設計者として藤堂高虎といった様々な武将が資材をバカ食いした挙句にコモンを築城する等で殿たちの怒りを受け取っていた事もあり、千狐とは対照的に全く殿たちの心象が悪くならないまま旧城プロを生き延びたたくましい娘であったりする。
REでもまげに頑張るけんね!
二頭身にデフォルメされていた神娘が軒並み普通の頭身の女の子にトランスフォームする中、彼女も例にもれずトランスフォーム。デザインは旧の姿をそのままにおっきくなった感じ。元気いっぱいに走り回ってそうな立ち絵が特徴。表情差分もその性格も喜怒哀楽が千狐より激しい。
本編では相変わらずな一面がある他、剣呑な雰囲気の中で空気を読まない発言をぶちかましたり、食べ物に簡単に釣られたり、目を離した隙を兜に付け狙われて殿の本陣が占拠されてしまったり、ギョウジャニンニクっぽいものを(気付かずに)殿に盛ったりと、列挙するだけでも中々に戦犯じみた行為をしているが、時に彼女の意図せぬ行為が城娘を救ったり、とげとげしい雰囲気を和らげたり、オチのつかなくなった状況で見事なオチを決めたりと大活躍する事もある憎めない三枚目キャラを確立している。ちなみに殿への好意メーターは千狐の様に振り切っていないどころか特別な気持ちを抱えてる素振りすらないものの、尊敬すべき大事な人としてある程度の敬意は(彼女なりに)はらっている。
築城担当としては、カルマを背負ってくれていた各武将たちが軒並み敵となってしまったために築城によるカルマを一身に受ける羽目になっている。しかしゲームシステムが艦これのような資材制でなくなった事、(築城に関わるイベントを除いて)築城が一定量の投資だけになった事(特殊な要石が無くなり、消費金も1000て固定)で以前よりも築城で涙する殿が減った事もあって、ヘイトを溜めない位置は死守している。むしろ神娘や武将といった旧で借りていた手を借りずに一人で築城している姿は逆に過労で倒れないかと心配される事も。
余談だが、城プロがREで復活した時、公式ツイッターは以前使っていた@Shiropro_STAFFから@Shiropro_newsに変更され、そのアイコンがやくもであった事から看板娘に出世したと言われていたが、なりきりアナウンスをするでもなく、プロフィールも名前もいたって普通の公式、最終的に城プロREの運営が落ち着いた辺りから元の@Shiropro_STAFF(千狐)の運営が再開された事で看板娘の座はすぐに千狐のもとへ帰っていったという一幕があった。