概要
りおじゅんとは、漫画「メダリスト」に登場する鴗鳥理凰と夜鷹純の非公式カップリングである。
鴗鳥理凰の父である鴗鳥慎一郎は夜鷹純と同年代のライバルであり、親友である。現在、夜鷹純がコーチを担当する狼嵜光が鴗鳥理凰と同じ名古屋の名港ウィンドFSCに所属、鴗鳥一家と同居していることもあり、夜鷹純もたびたび鴗鳥家を尋ねているようである。
本編での関わり
初登場時
ともに初登場はscore2であり、夜鷹は自ら自販機横のゴミ箱を蹴り倒し、タバコを吸いながら撒き散らしたゴミを拾い、スマホの着信音が鳴ると壁にスマホを投げつけ、破壊した。理凰は主人公であるいのりに「喋んなブスエビフライ!」と怒鳴りつけ、光にビンタされている。双方とんでもない登場の仕方である。(夜鷹の方が数段奇行の度合いが上だが)
この際、理凰は光の探し物に付き合っており、おそらく夜鷹が捨てた月型のペンダントを探していた。理凰は「マジで最低のクソジジイだな…」と罵っている。
2人の関係
score13「夜を踊れ」で理凰は「全日本ノービズに出場しても表彰台を逃して4連覇は不可能」「光みたいに3ルッツ+3ループどころか三回転もできない」「長野合宿に行けてもシードには選ばれない」と溢しており、いのりのコーチである司に「夜鷹純を目指してるの?」と尋ねられている。
その後の回想ではまだ小さい理凰が現在では「クソジジイ」と呼んでいる夜鷹のことを「夜鷹さん」と呼び、頬を赤らめながら「光と同じレッスンがしてみたい」とお願いする理凰を見ることができる。
この後の父である慎一郎の「純君は特別な約束で光のコーチをしているんだ。気になるのはわかるが…父さんで我慢してくれ」と発言からも分かるようにレッスン内容そのものというよりも憧れの夜鷹純にコーチしてもらいたかったということがうかがえる。
慎一郎に対する言い訳でした「俺あの人嫌いだから…」封じていた記憶ということからも、小さい頃は金メダリストである夜鷹純を尊敬しており、思いがけず尊敬する人に近づくことができたものの、きつい物言いで拒絶され、言わば反転アンチになったような状態だと考えられる。
「滑る時の癖も夜鷹に似ている」という指摘を受けており、おそらく夜鷹に憧れていた時代の記憶は封じていたものの、無意識に背中を追いかけていたのではないかと考えられる。
このことについて理凰は「え…じゃあ今まで俺はアイツに縛られてたってこと?」と発言している。
score11で言い争いになった時に理凰は「…お前はコーチをする必要がない…」と苦しげな表情で語っており、一蹴された後も本当は夜鷹にコーチをしてもらいたかったのではないかと考えられる。
また、理凰の父である慎一郎と純は良好な関係を築いており、初対面の際は階段から落ちそうになったいのりを庇ったり、sp3では穏やかな言葉遣いの夜鷹を見ることができる。夜鷹は元々決して愛想のいい人間や優しい人間とは言えないが、なぜここまでまだ小さかった理凰にあたりが強いのかは疑問が残るところである。
余談にはなるが理凰が登場する多くのエピソードは「夜が嫌い」「夜に吠える」「夜に踊れ」など夜が含まれるタイトルがつけられている。
別名・表記ゆれ
理純
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