概要
『東方Project』に登場するレティ・ホワイトロックの胸にまつわるタグ。
レティの描き方のアプローチの一つに関連したものであり、主にレティの胸が大きく描かれた作品に用いられている。
レティはその二次創作における姿の描き方に、スレンダーに描かれるパターンとグラマラスに描かれるパターンとがあり、主に後者のデザインの方向性においてその胸元に加え全体の雰囲気もふくよかに描かれるという作風も多い。
これはレティが初登場した『東方妖々夢』(STG作品)において、プレイヤーからの経験的感想としてレティはゲーム上のキャラクターとしての「当たり判定」(※)が「横」に広いのでは、とのことがあり、この「当たり判定の横方向への広さ」という点がレティが一種の「ぽっちゃり」であるとの連想につながった。そのためレティは二次創作において、「ふとましい」という一種のふくよかネタで語られることとなり、この「ふとましい」から発したものとしての「ちちましい」がレティの胸にまつわるタグとしても用いられるようになった。
レティの「当たり判定」に関する事柄と同作品に登場する他キャラクターの「当たり判定」との比較考察については「ふとましい」記事も参照。
一方で、「ふとましい」や「ちちましい」はそのタグ名からして様々な人物やキャラクターの捉え方を語る事の出来るものであり、元々レティに限定されるものではないという特徴がある。
他方「れてぃぱい」は2015年1月現在、主にレティについての、その胸をはじめとした描き方の方向性の一つに言及するタグとして用いられており、先述のような他の人物やキャラクターなどとの共有は見られないものとなっている。
同現在時点ではレティに関連した「ちちましい」タグと本タグはそのコンセプトを共有しつつ、かつ本タグはレティ専用のものとなっているという個別性を発揮するものともなっている。
※STG作品においては、作品中に登場するキャラクター本体や各種オブジェクトなどに設定されている、発射された「弾」などが命中したと判定される範囲を指す。
基本的にこの判定が小さければ「当たりにくい」ということになる。
二次創作における「判定」の考察と展開
『妖々夢』をはじめ原作でのレティは、特段ぽっちゃりであるような描かれ方はされていない模様で、「当たり判定」についてはレティがゲーム作品において最初に出会うボスであるところの「1ボス」であり、かつ他のキャラクターの「当たり判定」との比較から、その「当たり判定」の広さはゲームの難易度の観点によるものではないか、との考察がある。
即ちキャラクターの体格や体型と「当たり判定」はここでは関連がある訳ではなく、重視されているのはゲームとしてのバランスである、という視点である。
二次創作などではレティについて「ふとましい」をベースに、上記のような反論含め様々な作品ストーリーがあり、「れてぃぱい」もその一つである。
「れてぃぱい」もまたレティについて語られるパーソナル的属性の一つでもある。
ただしレティと「ふとましい」にまつわる方向性は好まれないケースもあるため、「れてぃぱい」の関連においても注意が必要である。