アイドルのあかほん
あいどるのあかほん
あらすじ
アイドル志望の飯田シホはオーディション通過を果たし、念願のアイドルになれると喜び勇んで芸能事務所「レイ・プリンセス」へ向かう。
しかし、事務所には手違いから、同じアイドル志望の有銘ユーリと如月カルナも集められていた。
社長・柏木レイコは当初の「売り出す新人は1人」という方針を急転換し、この3人をアイドルユニット「トリプルブッキング」(上記経緯を受けての命名)として売り出すことを決定する。
登場人物
如月カルナ(16)
トリプルブッキング最年長。クールな優等生で、「つまらない自分を変える」ためアイドルを志望した。いつもしかめっ面をしているが、カメラの前では綺麗な笑顔をつくる。
シホ、ユーリの色ボケを常識的に切り返すお姉さん的役割。
井戸田ヒロキ
トリプルブッキングのマネージャーを務めることになったレイ・プリンセスの新人社員。やや遊んでそうなルックスに反して、真面目で親身な好青年。
本作の突っ込み役だが、シホとユーリの色ボケのせいで、度々ロリコンと誤解されそうになる。
- 本人は初登場時に「巨乳のお姉さん好き」と公言している。
小田
レイ・プリンセスの営業担当。強面(こわもて)のスキンヘッド、でかい図体で無口のため、初対面時シホたちにヤクザと勘違いされた。
実際は気遣いも見せる優しいキャラで、外見が効いているのか営業成績も優秀。
特徴
氏家ト全作品のお決まりに漏れず、下ネタ・エロネタが多めのギャグ漫画となっている。
氏家ト全の作品としては珍しく、学園を舞台としていない。
また、主役格の3人(シホ、ユーリ、カルナ)の年齢がそれぞれ離れているのも特徴。
アイドル活動中の3人組の生活、という非日常的な様子を描いているためか、同じ少年誌連載の『女子大生家庭教師濱中アイ』と比べても下ネタの比率は少なめ。
『女子大生家庭教師濱中アイ』連載終了からそれほど間をおいておらず(充電期間の不十分)、まだ『妹は思春期』が並行連載中であった事情もあってか、ネタの失速を理由(※)に連載は短期終了した。
(※)本作最終回掲載時の週刊少年マガジンの作者コメントで「ネタがないので終わります」という旨のコメントがされている
(追加コメント欄)