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アイドルのあかほん

あいどるのあかほん

氏家ト全作のギャグ漫画作品『アイドルのあかほん』を指す。2006年に「週刊少年マガジン」に連載していた。単行本は全1巻。
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解説編集

あらすじ編集

アイドル志望の飯田シホはオーディション通過を果たし、念願のアイドルになれると喜び勇んで芸能事務所「レイ・プリンセス」へ向かう。

しかし、事務所には手違いから、同じアイドル志望の有銘ユーリと如月カルナも集められていた。

社長・柏木レイコは当初の「売り出す新人は1人」という方針を急転換し、この3人をアイドルユニット「トリプルブッキング」(上記経緯を受けての命名)として売り出すことを決定する。


登場人物編集

飯田シホ(13)編集

本作の主役。三瀬の選出でオーディションに合格し、レイ・プリンセス芸能事務所に入った。

女優志望だが、下ネタを連発する親父キャラと噛み癖が直らない。


有銘ユーリ(10)編集

トリプルブッキング最年少。家族の影響なのか、時折年端に見合わぬ色ボケをかます。

元は別の事務所で子供タレントとして活躍しており、芸歴は9年と長い。


如月カルナ(16)編集

トリプルブッキング最年長。クールな優等生で、「つまらない自分を変える」ためアイドルを志望した。いつもしかめっ面をしているが、カメラの前では綺麗な笑顔をつくる。

シホ、ユーリの色ボケを常識的に切り返すお姉さん的役割。


井戸田ヒロキ編集

トリプルブッキングのマネージャーを務めることになったレイ・プリンセスの新人社員。やや遊んでそうなルックスに反して、真面目で親身な好青年。

本作の突っ込み役だが、シホとユーリの色ボケのせいで、度々ロリコンと誤解されそうになる。

  • 本人は初登場時に「巨乳のお姉さん好き」と公言している。


柏木レイコ編集

レイ・プリンセス芸能プロダクションの敏腕社長。自ら「体を張った」営業もこなす。


三瀬エリコ編集

レイ・プリンセスの企画経理担当。目立たない常識人側のキャラだが、実は密かにネットアイドルKORIEとして人気を博している。


小田編集

レイ・プリンセスの営業担当。強面(こわもて)のスキンヘッド、でかい図体で無口のため、初対面時シホたちにヤクザと勘違いされた。

実際は気遣いも見せる優しいキャラで、外見が効いているのか営業成績も優秀。


小池 マイ編集

レイ・プリンセスの売れっ子アイドルで、トリプルブッキングの先輩。高圧的だったり、下品に愚痴をこぼしたりする典型的な「アイドルの裏の素顔」を見せるキャラ。


特徴編集

氏家ト全作品のお決まりに漏れず、下ネタ・エロネタが多めのギャグ漫画となっている。

氏家ト全の作品としては珍しく、学園を舞台としていない。

また、主役格の3人(シホ、ユーリ、カルナ)の年齢がそれぞれ離れているのも特徴。


アイドル活動中の3人組の生活、という非日常的な様子を描いているためか、同じ少年誌連載の『女子大生家庭教師濱中アイ』と比べても下ネタの比率は少なめ。

女子大生家庭教師濱中アイ』連載終了からそれほど間をおいておらず(充電期間の不十分)、まだ『妹は思春期』が並行連載中であった事情もあってか、ネタの失速を理由(※)に連載は短期終了した。

(※)本作最終回掲載時の週刊少年マガジンの作者コメントで「ネタがないので終わります」という旨のコメントがされている


(追加コメント欄)

  • アニメ版「生徒会役員共」のオープニング曲の担当アーティスト名称「トリプルブッキング」は本作に由来すると思われる。
  • アニメ版「生徒会役員共」第6話にてトリプルブッキングが登場した。

関連タグ編集

氏家ト全 トリプルブッキング 妹は思春期 女子大生家庭教師濱中アイ 生徒会役員共

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