概要
『もののけ姫』のキャラクター、アシタカとカヤのカップリング。
当時村でも数少ない若い世代であったアシタカは、将来里を統べる長となる役目を担っており、その伴侶として勧められたのがカヤである。
カヤはアシタカのことを心から慕い、罰を受けると分かっていて尚、アシタカの旅立ちを見送らずにはいられなかった。共に行けぬ悲しみを堪え彼女が真心を込めて渡したのは、村で異性が変わらぬ愛の証として贈る玉(黒曜石を指す)の小刀であった事からも、カヤの想いの深さが窺える。
アシタカも嫁になる相手としてカヤを大切に想う気持ちはあったものの、旅先で出会った山犬の姫に惹かれたアシタカは、カヤが折角贈った小刀をあっさり渡してしまうのであった。無情である。