アビータ・TowerXVI

あびーたたわーしっくすてぃーん

セイレーンの中階層プログラム「アビータ」の一人。冠するタロットナンバーは「XVI.塔（タワー）」。

正しくはアビータ・TowerⅩⅥ。表記ゆれでローマ数字が半角大文字になっている。

謎が多いアビータであり、基本的に艤装が登場するのみで本人が表舞台に現れることは殆どない。

艤装はASCIIコードでの発話しか行わず機械的な行動をとることから、ヘレナ(META)からは「他のアビータと違って、ハッキングすることもコミュニケーションすることも叶わない」と判断されている。

とは言え「覆天せし万象の塵」ではデビルと会話での意思疎通を行っていることから、ヘレナ(META)は本人とは出会ったことがない可能性もある。

具体的な能力は不明であるものの、ストーリー内では「余燼」達に対する強制転移や何かに汚染された海域の浄化といったことを行っている。また限定的に「自然演算システム」にアクセスすることができ、これにより仮想空間のそのものを制御することが可能。「積み重なる事象の幻界」においては自然演算システムの異常を排除するためにリセットプロセスを実行、指揮官達により構築された仮想空間を丸ごと消去した。

セイレーンに共通して海洋生物がモチーフであり、艤装の形からウオノエが元ネタと思われる。