概要
SCP-076。秘密結社ヤルミナティー及びブラックチャンネルに登場。
人物
黒い長髪・灰色の瞳・オリーブ色の肌が特徴で、全身に悪魔の顔のような刺青が刻まれている。
クソトカゲことSCP-682をも上回る程の戦闘能力を持つと噂される最強クラスのSCPで、性格も極めて残忍な為にオブジェクトクラスは最も危険な『Keter』。
兄であるカインとは数千年前からの因縁があるらしく、カインの命を狙っている。
ヤルミナティーでの遍歴
眠りから覚め、残虐な殺戮を繰り返していた。
博士の研究施設から脱走し、キリンたちに襲いかかる。タブーのガトリング銃ではびくともせず、SCP-682を封じたスイッチでも『少し危なかった』程度。キリンとタブーを瀕死の状態にまで追い詰めたが、そこにカインが駆けつけ、兄弟対決が始まった。
当初はカインの反射能力によって攻撃を全て跳ね返されていたが、底無しの体力で攻撃を続け、カインの疲労を徐々に蓄積させる。しかし、カインの映像記憶能力で攻撃を見切られ、最終的には敗北した。
ブラックチャンネルでの遍歴
カインの居場所が分からず他にやりたい事も無いため、とりあえず施設に収容されていた。突然現れたブラックに対して最初は冷静であったが、ブラックの飄々とした態度がカインの上から目線を思い出させたため、癪に障り殺そうとする。
しかし、アベルとカインを戦わせる鬼ヤバ動画を撮影したいブラックと、カインを殺したいアベルとで利害が一致したため契約し施設を脱走、カインとの戦いに臨む。
戦闘の経過はヤルミナティーでの戦いとほぼ同じであるが、ブラックの契約によって時間切れとなり、引き分けに終わった。