CV:斉藤壮馬
概要
アニメ『天晴爛漫!』の登場人物。「アメリカ大陸縦断レース」に参加するレーサーの1人。
大手自動車メーカー「BNW」オーナーの三男。19歳。
バイオリン、フェンシング、ゴルフなど、レーサー以外の才能にも恵まれている。
貴族の子弟にありがちな身勝手さがあるものの、正義感もあり正々堂々と勝負を挑む潔さもあり、似た者同士の空乃天晴をライバル視する。
貴族の血を引く御曹司でありながら、三男でもあるため、家族のなかでいささか冷遇されていると思い、両親に実力を認めてもらうため渡米、お目付け役のソフィア・テイラーとレーシングチームを率い、「アメリカ大陸縦断レース」に参加、優勝することを目指す。
後に宿敵となる空乃天晴と知りあったのは、海岸近くの倉庫に下宿していた天晴と一色小雨に立ち退きを求めたことで、倉庫、アル所有のレーシングカーと小雨の日本刀、を賭けてレース勝負することとなり、天晴の奇策により敗れたことによる。
敗北を認めたアルは潔くレーシングカーを天晴一行に譲り渡したが、実はこれは量産車に近いセカンドカーで、この車を基に新たなレーシングカーを開発する予定だったと語っている。
その直後、廃車寸前のレーシングカーの調整を天晴と女性ドライバー・景夏蓮に依頼され快諾、夏蓮の「アメリカ大陸縦断レース」参加に道を開いている。
アルは冷遇されていると思いこんでいるが、暴走気味の息子にお目付け役をつけたり、みずからに従うエンジニアに最高のレーシングカーを作らせることを黙認するなど、アルの父親も末息子を気にかけている様子がうかがえる。