概要
『R-TYPE』シリーズに登場する敵キャラクターの一種。
超硬質金属にバイド体が付着して誕生したヘビ型の大型バイドで、破壊不可能と言われるほど強固な肉体を持つ。攻撃手段は体当たりと、胴体の節々から付着した肉片(作品によっては光弾に見える)を撒き散らす「バイド炸裂弾」。
ゴマンダーとは共生関係にあり、自身で成長を抑制する事ができないゴマンダーに代わって体内のエネルギーを消費する事で適度な大きさを維持出来る。
初登場は『R-TYPE』のステージ2「生体洞」。道中の後半あたりから画面内を徘徊し始める為、R-9はインスルーを回避しながら進行していくことになる。胴体の節々にダメージを与えるとバイド炸裂弾を発射不能にすることが可能だが、内部の骨格を破壊することは出来ず、ゴマンダーの体内に入ると攻撃能力も再生してしまう。
R-TYPE TACTICS
『R-TYPE TACTICS』では、生体洞再現ステージに当たる「No.13:生物兵器施設跡」に登場。
本作では頭部、8体の胴部、尾部で構成されており、頭部は隣接したあらゆるユニットを破壊する接触判定と「体当たりBH」、胴部は「バイド炸裂弾」による攻撃を仕掛けてくる。
また、本作では全部位が破壊可能な上に、一部を破壊すればその後部が連鎖的に破壊されるため、頭部と隣接した胴部を破壊すれば容易に無力化することが出来る。
一応頭部も破壊可能だが、HPはなんと660。胴部のHPは180、本作のラスボスでさえHP360であることを考えると、その異常な頑丈さが窺える。
なお、本作ではインスルー名義で登場しているが、CGモデルは『R-TYPE FINAL』に登場した後述のアウトスルーのものを流用している。
アウトスルー
『R-TYPE FINAL』のステージ6.0「宇宙墓標群」にはアウトスルーという亜種が登場。この作品ではゴマンダーの体内に侵入して戦う事になる為、ゴマンダーとアウトスルー(インスルー)の生態の一部を垣間見る事が出来る。
また、ステージF-C「どこまでも」には宿主を無くしたアウトスルーが26世紀へと向かうプレイヤーのR戦闘機行く手を阻む。
続編となる『R-TYPE FINAL2』では、ゴマンダーを差し置いて単独で登場。ステージ6.2「突破・敵防衛システム」の中盤にて画面内を縦横無尽に動き回りながらバイド炸裂弾を撒き散らす。