概要
『R-TYPE』シリーズに登場するボスキャラクターで、体のあちこちに蛇腹状の管を生やし、青白く発光するコア(弱点)を備える。人体(!)をモチーフにした外観がよく取り沙汰されており、弱点のコアの挙動やインスルーが管からモコモコと出入りするさまは何やらヒワイなものを感じさせる。
『R-TYPE FINAL』のバイド研究所ではその生態が明らかにされており、周囲の物質を取り込む事で際限なく成長し、惑星クラスにまで成長した個体も確認されているという。ただし、自身の成長を抑制する事は出来ず、最終的には身体を維持できなくなり死に至る為、インスルーという蛇型バイドを寄生させ体内のエネルギーを消費させている。
また、『R-TYPEⅡ』にはゴマンダーとはある意味つがいの存在とも言えるバラカスがステージ2のボスとして登場し、『SUPER R-TYPE』には2匹の蛇型バイドを出し入れするインエグゼスという別種がステージ3のボスとして登場している。
R-TYPE
ステージ2のボスとして登場し、生体洞の最奥部に鎮座している。共生関係にあるインスルーがゴマンダーを守るようにして飛び回り、体の節々から弾を放って攻撃する。攻撃能力は持っていないが、破壊されたインスルーの体を再生させる事が出来る。実はコア側面に安全地帯があり、ここで待機していれば時間切れまで粘れてしまう。
R-TYPEⅢ
ステージ5のボス、ファントム・セルが3番目に変身する形態で、ダース・ゴマンダーという名称。攻撃能力は初代に登場したものとほぼ同一。地形貫通効果のあるメガ波動砲でコアを攻撃すれば容易に撃破できてしまう。
R-TYPEΔ
ステージ5「邪悪」のボスラッシュの2番目に登場。シリーズでも唯一の動くゴマンダーで、インスルーと共に画面内を縦横無尽に漂う。弱点だったコアは既にひび割れている為、代わりに全身が弱点となっている。倒さずに放置し続けているとグリーン・インフェルノのメインエンジン噴射によってバラバラに吹き飛ばされてしまう。哀れ……
R-TYPE FINAL
ステージ6.0「宇宙墓標群」のボスとして登場。体内に飼っているバイドがインスルーからアウトスルーに変わっている。今までとは倒し方が異なり、ゴマンダーの割れ目……もとい体内に侵入して戦う。体内では弱点となるコアが時折画面中央に現れ、それから発せられるエネルギーはアウトスルーの節々を再生させてしまう。また、アウトスルーの通路となる管は外部から破壊可能なゴミを吸引してくる。
R-TYPE TACTICS
バイドによって汚染されたバイド兵器開発施設「ベストラ」に潜む大型のAクラスバイド。身体に生えている管からは体液を噴出し、近寄るものに対して攻撃を行う。それまでのゴマンダーと同様に弱点部の真上が攻撃の及ばない安全地帯となっている。
R-TYPE FINAL2
本編となるメインコースではゴマンダーが登場しない代わりに前作で登場したアウトスルーがステージ6.2に、小型の亜種であるゴマンドリウム&コスルーがステージ7.2に登場している。
ゴマンドリウムは白い帯を巻いた球のような姿で、あまりゴマンダーには似ていない。転がって移動するほか、身体に開いた4つの穴からは先端に二本爪を備えた触手・コスルー(破壊可能)が顔を出し、フォースを捕らえて体内に取り込んでしまう。弱点は時折穴から露出するコアだが、あえてフォースを取り込ませてフォースショットを連射すれば大ダメージを与えられる。
DLCのオマージュステージコース・ステージY7.0「生体洞」ではマンを持して強化種エストラス・ゴマンダーが登場。見た目は以前のものに似ているが、横幅が広くなったほか穴が6つに増えてインスルーの行動パターンが増しており、移動速度も速くなっている。この他にもR戦闘機や障害物を引き寄せる吸引攻撃、体液の弾を無数に噴出する攻撃が追加されている。一定時間が経過すると身体が徐々に迫り上がってきて圧殺されるので、タイムアップによる勝利は狙えない。
また、難易度をR-TYPER以上に設定して道中の生体培養層を一定数破壊した状態でボス戦に挑むと、特殊演出として画面奥にバラカスが出現。(攻撃は行わない)この状態で倒すとトロフィー「有るまじき逢瀬」を取得できる。
なお、エラストス・ゴマンダー撃破後のエンディングでは、生体洞を抜けたR戦闘機の前に太陽のように燃え盛る灼熱の惑星が現れる場面で締めくくられる。
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R-TYPE R-TYPEⅢ R-TYPEΔ R-TYPE FINAL R-TYPE FINAL2
ツボツボ…なんとなく似てる容姿。