概要
『R-TYPE』に登場する、ホバリング機能を持った中堅インターセプター。侵入者を発見すると腕部ランチャーから破壊可能な直進弾を、肩部のミサイルポッドからは誘導ミサイルを連続発射して攻撃を行う。PCエンジンCD-ROM2用ソフト『R-TYPEコンプリートCD』のオープニングムービーでは宇宙船を襲撃し、迎撃に向かった戦闘機を返り討ちにするなどのシーンが見られた。
ステージ1のボス・ドプケラドプスの前座として2機のタブロックが登場し、プレイヤーのR-9を迎え撃つが、それ以降のステージには全く登場しない。因みにタブロックをやりすごしたままドプケラドプスを倒すと、ステージクリア時に無敵状態となった自機に対してなおも攻撃を仕掛け続ける。
以降のSTG作品にはしばらく登場しなかったが、『R-TYPE FINAL2』では「タブロック21型」として復活。腕部はスラスターとなり、攻撃手段は背部からの誘導ミサイルのみとなった。ステージ1.0の中盤で一機のみが登場するほか、ステージ6.2ではゲインズ部隊に続いて計6機出現し、前後から挟撃を仕掛けてくる。
R-TYPE TACTICS
シミュレーションゲーム『R-TYPE TACTICS』シリーズでは、バイド軍の中距離支援型ユニットとして登場。(メイン画像)5機で1つのユニットを形成する戦闘機型ユニットとは違い、機体サイズが大きい為編成は単機のみとなっており、ユニットの耐久値はHPで表示される。
STG版と同様に肩部のミサイルポッドから、長射程・高威力を誇るミサイルを放つ。バイド軍の戦闘機型ユニットは総じて武器の射程が短いため、タブロックを配備すれば火力の面で非常に助かる。近距離の敵に対しては右手に装備したマシンガンからバイド粒子弾を放って応戦するが、気休め程度の攻撃力しか持たず、接近戦は不得意。また、前述の通りサイズが大きく3HEXも占有する上に艦船への搭載ができず、移動力も低い事から味方ユニットに随伴させるのも難しく、閉所での戦闘にも支障をきたす。敵として登場した際はこれらの点を逆手にとって対処するといいだろう。
後継機として腕部をミサイルランチャーに換装し、近~中距離戦に対応したSTG版に近しいフォルムを持つタブロック2、手足を廃した代わりにブースターを追加して機動性を向上させ、前2機種よりも更に威力が向上したミサイルを搭載し、体当たりによる攻撃も可能としたタブロック3が登場する。
関連タグ
R-TYPE TACTICS R-TYPE TACTICSⅡ
アーマードトースター:張り出した肩部のデザインが似ている。