概要
ウィンディとは、PCゲーム「バーチャコール」に登場するキャラクター。
テレビ電話を使った「バーチャコール」のオペレーターを務めるプログラム人格でAI。いわゆるバーチャルガールである。
「バーチャコール」でオペレーターを務めていたプリシアが人間と恋愛した結果、実体を持つ人間になったため、プリシアに代わる新オペレーターとして「バーチャコール2」から登場。
性格は職務に忠実で真面目。「バーチャコール2」ではサービスイベントがあるが、主人公と恋愛する展開はなかった。
「バーチャコール3」でも、オペレーターとして登場。やがて主人公に恋をするようになるが、それが原因で中盤からおかしくなってしまう。
街で「壊れたバーチャルヘッドギア」を拾って、自室でそれを使うと、ウィンディとのイベントが起こる。ウィンディが主人公とデートするために、自分が作り出したバーチャル空間に主人公を招いたのだが、戸惑う主人公がキツイことを言ってしまい、ショックを受けたウィンディが感情を爆発させた結果、暴走して壊れてしまうという、とても後味が悪いものになっている(どの選択肢を選んでもウィンディは壊れてしまう)。
壊れたウィンディはしばらく不在状態の後、復帰するが、復帰したウィンディは無表情であり、無機質で機械的な応対をする人形のようなプログラムになってしまった。
先輩オペレーターのプリシアの話から、開発スタッフはウィンディのデータは大事に保管していて、ウィンディを復活させようと奮闘していることが語られている。
ちなみにイベントを発生させなければ、最後までオペレーターとして存在する。
「ProjectVC+フェアリーテールRemix vol.4」では、「フェアリーテールRemix vol.4」内のバーチャコール・山賊版」にウィンディのノベルが収録されている。
バーチャコールのオペレーターを育成するミュレーションゲーム「ProjectVC」では、名前のみ登場。その時点でもウィンディは無機質で機械的な対応しかできない人形のような状態で、客からの苦情も多いために、新人オペレーターを育成することになったことが、プリシアから語られている。
余談
- プリシアは元々人間(有栖川光海)をモデルにして製作されたので実体化できたが、ウィンディはそういったモデルなしに製作されたこと、相手に心から愛されてなかったことがネックになり、暴走して壊れる結果になった。
- ウィンディの扱いに関しては、開発スタッフ曰く、「バーチャコール2」で人気なかったので、「バーチャコール3」でこういった結末にしたら、ファンの反響がすごかったとのこと。