「プレイ」
カード概要
アニメ「HIGHCARD」作中のキーアイテム。フォーランド国内に52枚存在しており、選ばれし者に人知を超えた能力を与えるトランプカード。破壊不可能。
「プレイ」の掛け声と共に、手袋に姿を変え所有者の手に装着され能力を発揮する。この手袋もカード同様破壊不可能の特性を持つ。
手袋を脱ぐことで能力を解除できる。他、意識を失わせることで解除させることも可能だが一部持続力のある能力は解除されない模様。
公式の説明によると能力の行使には精神力を消費し。その他に体力やカロリーを代償にするものが存在している。
スート毎に属性が設定されており。スペードは武器、ハートは肉体、クラブは自然、ダイヤは独自となっている。
また、カードにはそれぞれの「レベル」があり、Aが最上位で2が一番下。
エクスハンド
カードを複数用いて元の能力を強化・発展することができる特殊なカードの使用法。
自身のカードを含めワンペア、スリーカードといった役を揃えることによって発動させることができる。
ただし発動したプレイヤーに肉体的もしくは精神的反動が起きる。その反動も役が大きければ大きいほど強くなる。
カード一覧
スペード
カード名 | 能力 |
---|---|
♠️2 ネオニューナンブ | リボルバー式の銃を出現させる。装填数5発。撃った弾丸は真っ直ぐ飛ぶ。弾切れの場合は銃を持っていない手を握って開くと追加の弾が出現する。 |
♠️3 | マーブルランブルのエクスハンドに使用された。元の能力は未使用のため不明。三節棍が描かれているのでそれを出現させると思われる。 |
♠️4 クリアランス | 槍を出現させる。槍はあらゆるものから認識されない。 |
♠️5 ブレインバスター | 漫画版に登場。巨大なハンマーを出現させる。ブレインバスターのプレイヤーはハンマーの重量を無視できる。 |
♠️6 ジャグリンガン | 小説版に登場。最大6丁の銃を出現させ、空中に放り投げた状態で発砲することができる。空中に銃を固定することも可能。 |
♠️7 インターセプター | 漫画版に登場。超高性能のバイクを出現させる。カードの紋様は馬の蹄鉄になっている。 |
♠️8 オールカブーン | あらゆる爆発物を出現させる。爆弾のみならず爆発物の括りでミサイルも出現させられる。 |
♠️9 墨家 (ぼっか) | どのようにも変形する盾を出現させる。 |
♠️10 オネストレイト | 弓を出現させ、物を矢として放つ。 |
♠️K サンガルガノ | 鎧を出現させ装着する。主な攻撃手段は剣。しかしカードに意識を乗っ取られるため、ほとんど制御不能の狂戦士と化す。 |
♠️A ラヴ&ピース | 自我を持つ妖刀を出現させる。刀を鞘から抜くとラヴ&ピースが憑依し怪力で卓越した剣技が扱える。妖刀の人格は見境なく人を切る上制御がきかない。鞘から抜かなければ憑依されることはない。 |
ハート
カード名 | 能力 |
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♥️2 ジェリークローラー | 肉体を超軟体化する。 |
♥️3 ロッキンロック | 肉体の質量を増加し、体表を硬質化する。銃弾をはじき車に轢かれても平気なほどの頑丈さを得る。 |
♥️4 エージェントS | プレイヤーを含め5人に分裂する。5人全員が本体。 |
♥️5 カロリーズハイ | カロリーを消費することで、自分の体に負った怪我をたちまち修復する。しかし消費カロリーが凄まじいため、常に高カロリーなものを摂取しなければならない。 |
♥️6 ザ ズー | 多種多様な動物の力を使い、変身できる。変身した姿は獣人のようになる。 |
♥️7 カメレオン | 肉体と着衣を周囲の光景に同化させる。 |
♥️9 マーベラスジーニアス | 脳の情報処理能力を飛躍的に高める。カードの真ん中のハートが脳と電気の輪になっている。 |
♥️J スカイダンサー | ドラマCDに登場。自身の体を飛行させる事ができる。また対象物を浮かせる。後にアニメにも登場。アニメでは高速飛行と説明されていた。 |
♥️Q ソニックムーブ | 高速移動することができる。 |
♥️K マスキュランパルフェ | 身体能力を極限まで向上させる。 |
♥️A フェイスレス | 過去に接触した人間に変身できる。変身した相手がプレイヤーの場合そのカードを使用する事が出来る。 |
クラブ
カード名 | 能力 |
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♣️2 メタリカルパレード | 触れた金属を硬度を維持したまま再形成する。 |
♣️3 グリーングリーン | 周囲にある植物を操ることができる。爆発的に成長させたり意図した方向に伸ばしたりと応用が利く。ときには植物と意思疎通する。 |
♣️4 ウィングウィンド | 漫画版に登場。周囲の風を操る。車が飛ぶほどのつむじ風を起こしたり風を使って自身を浮かせる事ができる。真空刃を飛ばして斬撃も可能。各能力の使用には体力を消耗する。 |
♣️5 ジーラウンド | 接している地面の土砂、岩石を操る。地面を隆起させ攻撃や防御をしたり陥没させ足場崩しをおこなったりと幅広く対応できる。 |
♣️7 リーサルスコヴィル | 自然発火現象を起こし炎を操る。 |
♣️8 シンキングシャドウ | 影を操る。物理的な攻撃を無効化、影を伝って移動する。大きな影の腕を操り攻撃する、影の腕に影を触られると動けなくなる。相手を影に閉じ込める。出来る事が多いが光に弱く照らされている間は能力使用不可になる。 |
♣️10 ミリオンボルト | 異常静電気を体内で発生させその電気を操る。 |
♣️J カミングホーム | 目の届く範囲にあるものを物理法則を無視して引き寄せることができる。 |
♣️K リーパーズハンド | 触れたものの命を消滅させる。カードには細身の男性と大鎌が描かれている。 |
ダイヤ
カード名 | 能力 |
---|---|
♦️2 ラヴコネクション | 自分と対象、もしくは対象同士を結合させる。物理的に切っても離すことはできない。 |
♦️3 マーブルランブル | 触れたものをビー玉に変化させる。そのビー玉を飛ばして攻撃する事も可能。生物も変化させられる対象、人間ならば重症もしくは即死させる事もできる。 |
♦️5 | 能力未使用のため不明。動物の足跡から人間の足跡に変化している絵が描かれている。 |
♦️6 サーティーンステアーズ | 1日に一度声をかける事で相手の肉体と精神を蝕み13日目に死に至らしめる。 |
♦️7 ネバーノーダラーズ | 自身の手の届く範囲にある現金を等価の物に換える。相応の現金さえあればどんな物でも出現させられる。現金が無ければ何もできない。 |
♦️8 レッドラビリンス | 任意の扉を亜空間の入口と出口にできる。空間に入るにはプレイヤーが扉を開ける必要がある。ドアが繋がったままなら他人でも出入りが可能だが外との繋がりがプレイヤーによって断たれた場合脱出不能に陥る。 |
♦️9 ノーマーシー | 漫画版に登場。プレイヤーの体力を吸い取り爆発する。真ん中のダイヤが渦の様なデザインになっている。 |
♦️10 アンラッキーポーキー | 使用中は幸運に恵まれ、不運を跳ね除ける。プレイヤーに危害を加えようとした者には不運を起こし最悪死に至らしめる。 |
♦️J アウトオブファイブ | 爪の付いた手袋を出現させる。爪で引っ掻いた音を聞かせた対象の五感を操作し、認知を操る。幻覚を見せたり他人になりすます事ができる。爪もそのまま攻撃に使える。 |
♦️Q バロール | 任意の位置に視界を発生させる。また、洞察力を向上させて対象の動作を予測する。 |
♦️K ラウンド&ラウンド | 触れたものを回転させる。触れられないものも回転させる。 |
♦️A ダイナミックキネシス | 念動力によって対象を自在に動かす。 |
王様と52人の騎士
アニメ第6話で語られたエクスプレイングカードの起源に関する昔話。
昔々、トラプラ島が四つの国に分かれていた頃、海の向こうから沢山の悪い戦士達が島を征服しようとやって来ました。食べ物は奪われ人々は傷付き平和だった島はボロボロに変わってしまいます。
すると1人の少年を連れた魔術師が皆の前に現れこう告げる「この少年こそがトラプラの真の王である。島を救いたければ四つの国から13人ずつ騎士を選び少年と共に戦え。」と
やがて四つの国から島を救いたいと52人の騎士達が集まりました。そして魔術師から不思議な札を渡されます彼らは少年への忠誠の証として血を札に垂らしました。
騎士達は島のため家族のために力の限り戦いました。
しかし、その願いは叶わず皆命を落としてしまいます。
それでも騎士団の志しは消えませんでした。彼らの島を思う魂は魔術師によりそれぞれが持つ札に宿ります。
52枚の札の魔法の力により少年は悪い戦士達を倒し島に平和を取り戻し四つの国をまとめフォーランドの最初の王になったのでした。
アニメ第14話ではフィンにフードの人物から海の向こうからやって来た侵略者を倒したのは少年王ではなく52人の騎士達であることが明かされた。
魔術師ララは騎士達の特性を反映しエクスプレイングカードを生み出した。
そして王様への忠誠を誓えばこのカードの力を使って侵略者達を退けられる事が出来ると提案した。
承諾した騎士達は己の血をカードに捧げ不思議な力を得て侵略者達を全滅させた。
しかし、現代では上述の少年王がカードの力を使って侵略者達を倒した事になっている。フードの人物は「何故なんだろうね?」と言い残してフィンの前から姿を消しておりそれ以上のことは詳しく説明されなかった。今後の展開次第で解き明かされる事を期待するしかないが…
アニメ第16話では王家もカードを所持しておりそれはジョーカーであり現王家の目的は戴冠式にてジョーカーを使い回収したカードを封印する事だとバン・クロンダイクが語っている。
ジョーカー | プレイヤーとカードの絆を断ち封印する。カードが宮殿にある限り封印は続く。 |
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外部リンク
歴史の真実(ネタバレを含みます)
アニメ第20話にて、かつての騎士達の戦いと現代に伝わる話の違いは騎士の不祥事とカードの存在をお伽噺の中だけの存在にしてカードの悪用を防ぐために作られたものだと明かされた。
騎士達の最初のやらかしは侵略者が現れても4つの国同士で争い続けていた事、戦場に少年王と魔術師ララが現れて止まったが少年王に切りかかりカードの力を見せられようやく従うという有り様だった。
その後、カードを与えられ侵略者を倒し4つの国を1つにまとめフォーランド王国が誕生した。
2つ目のやらかしは最初のプレイヤー・サンガルガノが魔術師ララを葬りカードを持つ者が支配者だと少年王を処刑しようと目論む。しかし初代♠️2のプレイヤーが乱入その者に心打たれサンガルガノに賛同していた騎士達は離反し、サンガルガノは造反の罪で処分される。
と、騎士達はカードを使い侵略者を倒しはしているがその前は国や民を守りもせず戦争に明け暮れ、挙げ句には反逆を犯すというとても高潔とは言い難い事を起こしており、そのまま歴史として後世に伝えられない程の凄惨な者達だった(称賛できるのは初代♠️2のプレイヤーぐらいである)。
数十年後、王が年老いてもうすぐ寿命という時に魔術師ララ・ヴァルデンクラインが再び王の前に現れると自らを完全に葬りカードをこの世から消す事を提案するも王は自身を使いジョーカーを生み出す事を提案、ララはこれを承諾しジョーカーが誕生した。