CV:吉田古奈美
解説
いくつもの縦ロールを作った緑色の髪に緑色の瞳と、ウィールド・ドラゴン(天人)を思わせる風貌の少女。
とある場所から行ける異空間におり、外に出ることができない。
異空間には、人や魔術士は出入りできる。
行動
娘を失った魔術士マクレガーに対し、自身は天人であり、娘を生き返らせる死者蘇生の魔術を使えることを伝え、そのために魔術士を集めさせる。
幼子のように「外に出たい」と懇願する。
正体と目的
実は天人ではなく、天人を含めたドラゴン種族を滅ぼすため、神々に遣わされた魔獣の一体。
緑色の髪と瞳はドラゴンたちや人間たちを欺くための偽装であり、本当の姿は薔薇と巻貝を組み合わせたような植物型の怪物である。
マクレガーに魔術士を集めさせたのも、天人から施された封印を解き、自由になるため。
人間に擬態した姿では、見かけ相応の無邪気なしゃべり方だが、感性は魔獣そのもので、魔術士を含む人間たちを虫けら同然にしか思っていない。
……と、いうか魔獣にとっては人間の魔術士もドラゴン種族だし、天人と共にそれ(人間の魔術士)を産み出した人間種族もまた誅罰対象である。ゆえにエルカレナにとっては人間そのものが虫けら同然どころか「世界を蝕む害虫」(滅ぼす事が正義)なので、そりゃあ人間たちを騙すことに呵責は無いし、人間たちが泣こうと喚こうと何とも思いもしないの(あえて言うなれば発想としては人間が害虫害獣の駆除のために、その習性を利用して殺傷性の罠を仕掛けたり毒餌を撒いたり殺虫剤を噴霧したりするのと同じ感覚なの)は当然のことである。
余談
演じる吉田は、レキの声も担当した。