概要
スポーツ団体戦において、主力級・エース格の選手が着用する背番号のことである。
「エース」⇒「トランプのA」⇒「数字の1」から、エースナンバーが必ずしも「1」になるわけではなく、競技によってエースナンバーは様々存在する。
野球
日本のプロ野球(NPB)では「十八番」の連想から、投手が「18」を着用することが多い。
しかしエースナンバーは球団によって異なり、東京ヤクルトスワローズでは「17」が、中日ドラゴンズでは「20」がエースナンバーとなっている。
MLBで輝かしい功績を残したイチローにあやかってか、「51」も打者のエースナンバーとして受け入れられつつある。
東京ヤクルトスワローズでは、スワローズを代表する打者に対し「ミスタースワローズ」として背番号「1」を継承させている。
バスケットボール
背番号とは異なる「ポジションの番号」としての意義が大きい。
得点を一番稼ぐエース的ポジションであるスモールフォワードの選手が、背番号「7」をつけることが多い。なお、キャプテンは背番号「4」をつける傾向にある(1~3は付けられない)。
バレーボール
エースナンバーに一番多く使われているのは「4」。サーブの順番に起因するものだが、現在はポジションと背番号は一致させる必要性は無くなった。
サッカー
一般的なサッカーのエースナンバーは「10」。攻撃にアクセントをつけるポジションの選手に与えられる番号であるが、一方で各クラブで固有のエースナンバーも存在する。
転じて他の業界でも代表する象徴的存在のことを「○○界の10番」と表現することもある。