正体
リ・ヴァースの消滅直後に現れた『THE KING OF FIGHTERS XV』の最終ボス。性別があるのかは定かで無いが女性の姿をしており、KOFシリーズとしては初めて女性型の最終ボスである。
その正体は数多の並行世界の均衡を保つ魂の坩堝に存在する破壊と創造を司る"母神"。
リ・ヴァースが強者の魂や精神力を集めて「門」を作り出すことによって魂の坩堝から現世に召喚され、世界の破壊と再生を行う。
オロチ同様に不滅の存在らしく、アフリカの隠者に伝わる伝承によれば、降臨したオトマ・ラガを在るべき場所に再封印するにはシュンエイやイスラのようなアンプスペクターと対消滅させるしかないとされている。
ひび割れた彫像のような姿をしており、両腕や頭部の長い髪のような部分、体の内部には青い水晶のような光る鉱物で覆われている。戦闘ではこの鉱物を瞬時に出現させて攻撃する。
意志は存在するようで言葉のような物を発するが、字幕が表示されないので何を言っているのか分からずCVも公開されていない。
ネタバレ注意
当初ドロレスはリ・ヴァースが「門」を創り出す前にシュンエイやイスラの力で釣り、現世から追い出そうと画策していたが、リ・ヴァースがイスラに同化してKOFへの観客の昂った想いをエネルギーに変換することで「門」が完成し、オトマ・ラガが現世へと降臨してしまった。
しかし最終的にはシュンエイとイスラの活躍によりオトマ・ラガは魂の坩堝に追放され、アッシュが起こした時間改変から発展した一連の騒動は収まった。
しかし、正史で死亡扱いとなった連中がリ・ヴァースによって復活してしまったことで今後のストーリーにどういった影響が出るのかが気になるところである。
戦闘スタイル
鉱物を飛ばしたり、髪を画面端まで飛ばしたりと主に遠距離を得意とする。前作と違い完全なCPU専用キャラなためジャンプやしゃがみはない。
体力を一度0しても鉱物が赤くなって復活。体力は半分だが攻撃が激化しており、防御力も上がっているので油断は出来ない。
なお、体力がどれだけ残っていても時間切れによる判定はプレイヤー側の敗北と見なされるため、必ず倒さなければならない。
関連動画
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壬無月斬紅郎:『斬紅郎無双剣』の最終ラウンドに限り、オトマ・ラガと同じプレイヤーのタイムアップ勝利を無効化・強制敗北にする先達。