概要
CV:大倉孝二
ポケモン劇場版シリーズ第21作『みんなの物語』に登場する人物で、本作のキーパーソンの1人。
ベレー帽を被り、ポッチャリした体型をしているおじさん。
好きな人の前では自分をよく見せようとして、ついウソをついてしまうお調子者のホラ吹き男だが、本当は心優しい性格のためそんな自分に嫌気がさしながらもやめられずにいる。
姪っ子のリリィがあまりに慕ってくれているため、期待に応えるべく自分を凄腕トレーナーだと偽っているが、実際はポケモンの知識など全く無い。
一方でボールやポケモンを扱うセンス自体は決して悪くはなく、的当てやゲットレースで存分にその実力を見せている。
しかし本人は「本気でやっても自分なんかじゃなにも出来やしない」と強く思い込んでいる節があり、人目を気にする必要が無い所では非常にアンニュイな態度を見せていた。
風祭りに妹のリアと姪のリリィを連れて遊びにくるも、話の流れでリサにイーブイの珍しさと生息場所に対するデタラメを教えてしまう。加えてゲットレースに出場する羽目になり、やむなくポケモン研究者のトリトと接触。
向こうも研究発表の代役を欲していたことから協力を得て彼のヒトデマンを借り、機械越しのアドバイスというズルもあってレース自体には優勝を果たすも、インタビューで「フウラシティにはレアポケモンがいる」と知ったかぶりをしてしまい、思わぬ方向へ大きな影響を与えてしまう。
しかし翌日騙された事を知り怒ったリサの糾弾と、トリトのミスが原因で自身の嘘が最悪の形でバレてしまい、更に自分がついた嘘が巡り巡っていくつもの悲劇をもたらしてしまった事で、上述の無力感もあり自棄になってしまう。しかしそこに……。
手持ちポケモン
元はゲットレースの得点用ポケモンだったが、うっかりゴルダックを怒らせてしまい追い回されていた所をカガチに助けられた事で彼に懐くように。
ウソッキー種の中でも臆病な性格で、カガチもビビって木のふりに徹しきれていない所にどこかシンパシーを感じていたが、着いてきた時は懐かれる筋合いなどないと邪険に扱っていた。
しかし終盤において……。