アイヌの言葉で「柳の葉の魚」といわれたシシャモは当該記事参照
カラフトシシャモについて
本物のシシャモは漁獲量が少ないため高価であり、昨今まで代わりにシシャモと呼ばれてきたいわゆる代用魚である。カペリン、キャペリンなどともいうがカラフトシシャモで呼ばれることが多く、北欧などが主漁場。シシャモと違って河川への遡上はしない。
シシャモより水分が多いため大味で淡白。だが、冷めても身が固くならないことから加工品や調理品として好まれ、干物、塩焼きだけでなく揚げ物なども人気がある。
日本では魚卵のプチプチした食感からメスが好まれているが、北欧ではメスより食味が良いオスの方が人気である。昨今ではオスも淡白で柔らかい身を活かしたみりん干しが人気となっており、スーパーの惣菜コーナーでもお手頃価格である。