カンフーハッスル
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かんふーはっする
『少林サッカー』に続くチャウ・シンチー監督・主演作。
1930年代の上海。ライバルの殺戮でのし上がってきた斧頭会(ふとうかい)という暴力組織が牛耳っていた。
一方猪籠城寨(日本語字幕では豚小屋砦)」と呼ばれる貧困地区に「俺たちは斧頭会だ!」と入り込んできた2人の男、シン(チャウ・シンチー)とその相棒(ラム・ジーチョン)。
実はその2人、斧頭会の名を騙る単なるチンピラだった。舐めてかかった相手が悪かったため逆に住人達にボコボコにされ、苦し紛れに投げた爆竹で、偶然にも通りかかった「斧頭会」の幹部に怪我をさせる。
住人の一人、半ケツの理髪師が斧の餌食にされそうになった時、思わぬことが起こる。豚小屋砦に隠れ住んでいた中国武術の達人が、斧頭会幹部を蹴り飛ばしたのだ。
殺到する斧頭会、防衛に立ち上がる俠客達、抗争は波乱を呼び、次々に武林の達人たちが戦いに参加し始める。
少林サッカーに出演した俳優たちが今作にも出演していたりする。
豚小屋砦が住む三人の達人が使用する「十二路譚腿」「洪家鐵線拳」「五郎八卦棍」は実在する武術の名称が元ネタ。ただし実際のものは套路の一種であり、武術名そのものを指しているわけではない。
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