概要
現在の標準的な表記ではアオキ科とされるが、英語のGarryaceaeを直訳したガリア科と表記される事が多い(後述)。アオキ属とガリア属の2属のみで構成される。
本科が属するアオキ目自体も、アオキ科とトチュウ科の2科のみを含む小さな目である。
この分類自体は分子系統解析に基づくAPG分類体系で設けられたもので、以前はミズキ科に含められていた。APG II(2003年)でガリア科、アオキ科をそれぞれ設けてアオキ科はガリア科に含めても良いとした。APG III(2009年)でアオキ属もガリア科に含める事に確定され、さらにAPG IV(2016年)でガリア科の日本語訳自体がアオキ科に変更されたが、ガリア科と表記される例も依然多く見られる。