概要
1964年から1971年にかけて4両(キユ251~4)が製造された。所有者は郵政省である。
構造
前位側から運転台に続き小包締切郵袋室、中央に休憩室及び郵便区分室、後位側に通常締切郵袋室及びトイレを装備する。また1960年代以降の全室郵便車のうち新製車については、職員の労働環境改善のため冷房車として製造されることになったため、本形式も新製時から1、2はAU13を3、4はAU13A冷房装置を4基と4DQ発電エンジンを搭載する。また冷房電源の他車供給及び受電を生じないことから、冷房装置制御用KE53形及び冷房電源供給用のKE8形ジャンパ線を装備しない。
運用
全車高松運転所に配置された四国で運用されたが、鉄道郵便業務の廃止により1986年に廃車され形式消滅した。