概要
新薬の実験で偶然誕生したとされるが、それ以上の医学的な説明はない。
キルドレという名は、元は新薬に付けられるはずだったもので、転じて被投与者の彼らの呼び名となった。
病気や怪我がなければ寿命がないとされるが、通常の人間とは違う時間感覚や記憶を持ち、精神的に不安定な状態に陥る者もいるようである。
寿命以外の点で肉体的に通常の人間と異なる点はなく、また血は繋がっているかは不明だが親も存在し、“幼少期”もある。
ティーチャのロストック在籍時代が語られるWiiゲームのイノセンテイセスでは、同位体と言っても過言ではない。顔も体格も、性格までもがそのままの人物が戦闘中に死んだにもかかわらず名前を変えて補充される。ゲーム終盤ではティーチャについてくる僚機のキルドレの内、1人が死亡したものの再び同じ顔の人物が補充され、もう一人のキルドレに「初めてなのに緊張しないのか」と聞かれると「不思議とね」と返しているところから一部の戦闘記憶すら引き継がれている節がある。
ティーチャは確かに強かったが、隊長であるヤマザキを始めとした何人もの『人間』の味方も失い、最後には親しかったと思われるカイダも命令された上でとはいえ自らの手で撃墜している。もしかしたら、キルドレしかいないロストックに嫌気がさして、あるいはキルドレに恨みを持ってラウテルンに移籍したのかもしれない……。
登場するキルドレたち
※フルネームで登場した者のみ記述
鯉目兄弟 (新技と彩雅)
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著:森博嗣