「勇者教の敵には裁きを…!」
解説
勇者教に所属する聖女で、教主であるベロニカのことを”お姉さん”と呼び慕っている。親しく交流しながら信仰生活を送る2人の姿は平信徒たちの手本となっているが、その実態は完璧な主従関係で結ばれており、クララはベロニカの命令にのみ従って動いている。クララの自我は完全に崩壊していて、ベロニカの意志によって勇者教に仕えることだけがクララの喜びであり生きる理由である。
他にも賢者として名を残している女性として、イベント「21カンタベリーストリート」にて「賢者クララ」がソヒにより明言されているが…
プロフィール
勇者教の「兵器」
クララは現在勇者教の聖女であり「兵器」として布教活動を先導している。この布教活動とは勇者教の信仰を否定する者に対して審判を下すこと。ベロニカの命令が下されるとクララは異端者たちを処断するのだが、時々理性を失い暴走し、誰彼かまわず大きな被害を与えることがある 。しかし、ベロニカはこの出来事を「勇者の奇跡」と言って気にも留めないため、クララはいつ爆発するかわからない時限爆弾のような扱いを受けている。
もちろん、このような力を崇拝する人々もいる。外部の侵略により希望を失っていく今のような状況では、特に巨大な力を忌み嫌う者たちがいるものだが、聖女として名を揚げたクララの活躍は、500年前に実在したといわれる忘れられた聖女の記憶を蘇らせ、多くの人々を勇者教に入団させた。このため、まだ行政機能を喪失していない周辺国家やその他の有力団体は、日増しに教勢を拡張する勇者教の行動を警戒して聖女の力を恐れ、これといった措置を取ることができていないのが実情だ。
第3次遠征
クララがはじめて公の場に姿を現した時期については様々な意見があるが、勇者教の第3次遠征後が有力と見られている。第3次遠征とはベロニカと直属の司祭たちが勇者の痕跡を追って大陸のはずれに向かった時の出来事で、勇者教信者の間で教団創立以来、最大の存続危機の一つに挙げられる事件だ。当時遠征先にあった寺院を中心とした地域で巨大な爆発が起きたが、その残酷な現場から生還したのはベロニカと名も知れぬ女性信徒だけだったという。その日以来、勇者教の主神殿のどこからか拷問を受けているような恐ろしい悲鳴が毎晩かすかに聞こえてくるそうだ。クララの行き過ぎた再生魔法のためか、事件と何らかの関連性があるのか、誰にもわからない。
韓国版/グローバル版と日本版の容姿の違い
日本版のイラストにはアホ毛が無い。ドット絵は変化無し。