クレイン・バーンシュタイク
くれいんばーんしゅたいく
クレイン・バーンシュタイクは、アキハバラ電脳組のキャラ。声優は山口勝平。
序盤はひばりなど電脳組のメンバーがピンチの時にイメージで現れ、ディーヴァ覚醒の手助けをしてくれる憧れの白の王子様と思われていた。
しかし14話や22話で薔薇十字団の他メンバー(クリスチャン・ローゼンクロイツ、シゴーニュ・ラスパイユ)共々、過去の一部が判明し作品内で実在する人物だった事が明かされる。
トーマス・エジソン研究所に出入りしていた超天才少年だったが意見が合わず脱退、その時にクリスチャン・ローゼンクロイツ(クリス・ローゼンバアムと名乗っていた)と出会い薔薇十字団へ入会。化学発展のために歴史の裏で尽力していたが、世界大戦で人間が化学を大量殺人の兵器としても開発して利用する場面を見た事で人類に絶望、ロケットで宇宙へと出発し世捨て人となる(殆ど完成していた機動女神=ディーヴァを人類に悪用されないためというのもあった)。
しかし実際は宇宙から地球を監視し、肉眼どころかレーダーでも捉えらえない不可視の宇宙ステーション(プリムム・モビーレ)を、全自動システムである人工知能アビゴール(地球文明も有効利用する産業スパイ)で作り上げ、そして自身はアニマ・ムンディ(パタPiとシンクロしディーヴァを召喚できる適合者)が現れるまで仮死状態となり眠り続けていた。
21話でアニマ・ムンディが揃った事を知りローゼンクロイツの計画に乗ったフリで、23話で祭壇都市となった秋葉原に作り上げた城(プリムム・モビーレ)と共に降下する。
そして24話、クリスチャン・ローゼンクロイツと再会するが何百年たっても人類が変わっていない事を悟ったクレインの計画が発動し、再会を祝したワインを飲んだ後ローゼンクロイツは急激に衰えていき絶命。
さすがに良い笑顔はしてなかったが、あまり間を置かず「よく来たね僕のアニマ・ムンディ、もう良いんだよ、さあ行こう」とひばりに言っていたので、心境はそうだったと思われる。
この時グスターヴ・ホルストの組曲「惑星」の中の1つ、「火星・戦争をもたらすもの」が使われ急転直下の展開と曲をシンクロさせている。
25話で電脳組メンバーの心境に変化が生じ、26話では憧れの王子様は少女達に拒絶されラスボスになっていた、しかしパタPi(機動女神=ディーヴァ)達が起こした奇跡により敗北を悟り宇宙に帰還していった。
劇場版『2011年の夏休み』ではプリムム・モビーレが暴走を始めた事が原因で騒動が起きる、電脳組のメンバーがプリムム・モビーレに突入した時も仮死状態で寝ているが少しだけ出演している。
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今回はアキハバラ電脳組原作の25話と最終話の26話が元となっています。 クレインは原作では直接戦っていないのですが、スパロボに参戦したらディーヴァと戦闘をする度に話すか、シューティングスターの戦闘時の姿の色を少し変えるだけで戦闘が可能っぽいため、直接戦う感じになっています。 このアキハバラ電脳組参戦シリーズは次に投稿する会話集で終わりです。12,892文字pixiv小説作品