特徴
ピクミンに振り掛けると、40秒間、攻撃速度が2倍、スピードが花の白ピクミンよりやや遅めな速さになる。白ピクミンはやや足が遅くなる代わりに運び出すまでのスピードが上がるため、結局のところ運搬をさせる分にはやや早くなることが多い。
攻撃力に関しては少々ややこしい。
ゲキカラスプレーを使用すると、全ピクミンの攻撃力が黃、青ピクミンと同等の値になる。元々の攻撃力が高い赤・紫・岩ピクミンの場合は弱体化、白、羽、氷ピクミンの場合は強化になり恩恵は大きい。
ただし岩ピクミンを除き、ピクミンの攻撃力は敵に取り付いた直後の一発目の威力が倍化される仕様になっているため、赤・紫ピクミンの一発目は更に大きな弱体化となっており、青・黃ピクミンに関しても一発目のみを考えると若干の弱体化となる。
スプレー無しでも1、2発程度で倒せるような状況を前提にすると、赤、紫、黃、青の場合はむしろ倒すのに時間がかかる場合もありえなくはない。
もっとも継続火力という観点で考えると、攻撃速度増加の恩恵により結局強化されているため、使って損になる場合は極稀だろう。
ちなみに『4』の紫の場合、着地や接触時の重力波は攻撃力とは別となる。
ただし岩ピクミンに関しては絶望的に弱体化するので注意が必要である。
スプレーなしの場合、岩ピクミンは(一発目を除き)攻撃一発あたりの威力は赤、紫ピクミンよりも強力であるが、攻撃するたびに転倒するせいで攻撃速度が遅く、継続火力としては(青・黃)>岩>(白・羽・氷)というところに落ち着いている。
しかしながらスプレーを使ってしまうと攻撃力が大幅に弱体化される一方、転倒を挟むせいで攻撃速度強化の恩恵もほぼ無く、継続火力も劇的に低下することになる。
投げ当てる分には差はないわけだが、障害物の除去や戦闘をおまかせする場合、スプレーはむしろ足を引っ張ってしまうので気をつけよう。
ピキノツユクサの赤い木の実を10個運ぶと、1回分が生成される。
ゲキカラエキスはウルトラ濃縮タイプ。タマゴ、コガネモチ、オオガネモチ、ウジャダニ、敵を石化した状態で倒すと入手。これは1回分に相当されるが、裏ワザをつかうと2回分に生成される
ただし『2』以外では裏ワザは使えないため注意。
ピクミン3では使用するとピクミンが花ピクミンになる効果が追加された。
ピクミン4ではそれに加え、地上にいるピクミン全体に効果が及ぶようになっている。
また、埋まっている花以外のピクミンの芽がある場合、ピクミンの芽もスプレーの効果を受けて成長が早まり、葉や蕾が即座に花になる。
特に『4』は花が散りやすいが、『3』からの仕様で一つの大地のエキスで10匹しか花にできないため花を咲かせる主な手段となっている。
オッチンの場合はカミツキやトッシンの溜まる速度等が速くなる。
操作
ピクミン2
- (GC、Switch)十字ボタン下
- (Wii)2ボタン
ピクミン3
- Yボタン長押しから十字ボタン上
ピクミン4
- Yボタン長押しからカバン→ゲキカラスプレーを選択
- ショートカット設定で十字ボタンのいずれかかLスティックの押し込みに設定できる
注意点
ゲキカラスプレー使用時は、炎、水、毒での救出可能時間が半分になるため、耐性のないピクミンが一斉に攻撃を受けた際に救出が間に合わない事が多々起こり得る。
これはゲキカラスプレーの効果はゲームシステム内ではピクミンの行動処理と判定速度を2倍にしたためであり、結果通常なら5秒弱あるはずの救出までの猶予が狭まってしまう要因となっている。
ちなみに近年の作品の仕様だと、ピクミン4では猶予時間が変わらず、ピクミン3DXだと猶予が短くなっている。Switch版のピクミン2は溺死のみ猶予が短くなる。
ピクミン全般に言える事だが、戦闘には出来るだけ耐性を持ったピクミンで挑むように心掛けたい。