概要
魔女の宅急便の主人公キキの母親で魔女。
古い血筋の魔女で、ほうきに乗って空を飛ぶ魔法と「くしゃみの薬(アニメ映画版では詳細は不明だが顔見知りのドーラばあさんに「リウマチに効く薬」を提供している)」を作る魔法を受け継いでいる。
彼女自身は優れた魔女だが、時代の流れに伴って扱える魔法が減ったためこれら2つの魔法しか受け継いでおらず、娘の代になって更に魔法が減ってしまうことを嘆いているが、原作では無事、キキが薬づくりの魔法を受け継いだ。
彼女も13歳の時に故郷を離れ、修行に出たようで、そのまま、修行先の町に住んでいるようである。薬をもらいに来たドーラばあさんは「コキリが町に来た時のことを憶えている」と話している。宮崎氏は、
「コキリは。一人の市民として社会に引落され、自分も人々も引落して、その中でそれなりに自分の信念を貫いて平和に暮らすという、一種の小市民的な関係を望んでいるんです。その時に気配りだとか、人に役にたつとか、そういうことが大事だと思っている人ですね。だから、お婆さんに薬を作ることに意義を感じているんだと思います」
という。
夫のオキノ(名字ではなく名前)は民俗学者である。