CV:小林優子
概要
『魔女の宅急便』に登場するキャラクター。本作の主人公キキが魔女として故郷を旅立った日に遭遇した魔女。ジジに似た黒猫を連れている(少し細めの体型、すました目つきで目が緑色など差異はある。ジジをチラリと見やっただけで、特に挨拶もしなかったその態度にジジは少々嫌な印象を抱いた様子)。
見た目は額を見せた茶髪のツインテールに濃い紫の服、金のハートのイヤリングを付けた少女。年齢は恐らくもうすぐ14歳(魔女は13歳なると修行にでて1年間は自活しなければいけないため)。
占いが得意で、赤い風車がある小さな町で占いをしながら暮らしている。近頃は恋占いもやっているとか。間もなく修業が明けて郷里に帰る日が近いことをキキに話す。彼女に対する態度を冷たく感じる人もいるかもしれないが、性格そのものは気さくで、最後は先輩としてキキを激励し笑顔で去っていった。
原作とアニメの相違点
名前が明かされていない、後輩のキキに対して自己の実績を披露する、黒猫を連れている、占いができる、「故郷へ胸を張って帰れるわ」「あなたも頑張ってね」というセリフは原作にも出ているが、アニメでは若干異なる。
- 原作版
「飛ばないと魔女だとわからないので」頑張るものの、かなり飛行が下手。恋占いの他、「ウシが大変で」という依頼も何とかできるため、街では便利屋的な立ち位置の模様。猫は「ププ」という名前。
キキには「笑顔の有効性」を示唆する。
- アニメ版
髪型はツインテール。キキと遭遇したのは先輩魔女自身が修行した街の上空である。
先輩らしく「いろいろあったわ」と余裕を見せる他、キキには「自身の技術でやっていくこと」を示唆する。「恋占いもする」というセリフはあるが、原作と違い仕事でない上、箒を上手く操って安定した飛行をする。静かに飛ぶのが好きらしく、ラジオを付けながら並行して飛ぶキキに対しラジオを切るように言っている。箒の先っぽのランタンも印象的である。こちらでは黒猫の名前は明かされていない。