概要
P・D・ジェイムズの小説『女には向かない職業』『皮膚の下の頭蓋骨』に登場した架空の女性探偵。
経歴
父親がローマで心臓病のため死去した後、イギリスに戻り、プライド探偵事務所に就職した。最初は秘書として働いていたが、探偵事務所の経営者であるバーニイ・G・プライドに探偵としての才能を認められ、探偵事務所の共同経営者となる。
しかしそのバーニイは医者に癌を宣告された事で手首を切り、自殺。コーデリアは彼が遺した38口径の拳銃と愛車のミニと共に「女には向かない職業だね」と言われても探偵事務所を切り盛りする事を決意する。
人物
明るい茶髪と緑色の大きな目を持つ、スレンダーな体つきの美人。一見すれば相手に猫の様な印象を与えるが、性格は几帳面、真面目だがおしゃれ好き。
内にしなやかさと強さを秘めている。
人気
彼女の登場する小説は、概要に書かれている二冊の長編小説のみであり、本家の作品数は圧倒的に少ない。
しかし、「女には向かない職業」と言われながらも、けなげでひたむきに探偵業を切り盛りする彼女の姿は、その後多くのフォロワーを生み、盛んに二次創作作品が造られている。
また、名探偵コナンに登場する人気キャラクター灰原哀は、彼女の名前から作られたことでも有名。