「ズタボロのまま己の行いを悔いてあの世に行くがいい!!」
中盤以降、ブラック・ホールと他のトップクリーナー達の決裂の原因を作った張本人。自分より成績の良いブラックを憎んでおり、常にネビロスから追放することを考えていた。そのため、ブラックがかつてファントムと人間のハーフで善の心を持つ者を助けたことをダブルヘッドに告発した。当時のネビロスの方針は「善でも悪でもファントムの血を持つ者は全て滅ぼす」だったため、ブラックは反逆者として捕らえられそうになった。しかし、上手く彼を助け、その上で彼に裏切られたような芝居をし、彼を始末する口実を作った。一度は罠に嵌ったブラックとチトだったが、ゴーリキーの策のおかげで、ブラックはネビロスの方針の誤りに気付き、その結果ブラックに感謝されるという何とも皮肉な結末を迎え、ネビロスを引退するブラックを尻目に、自らのプライドと計画が完全に潰えたショックで失踪した。