「間もなく死ぬ運命にあるのに、弱いネコもよく吠えるものだな」
概要
旅をしながら依頼を請け負う退魔の剣士にして、『退魔師 ミヤ』の姉。明るく気さくな妹のミヤとは違い、彼女は勇ましく堅苦しい口調で会話し武器は刀を使用する。元々は退魔師一族の正統な後継者として育てられてきたが、ある理由によりその座を妹のミヤが継ぐ事になり、彼女は家を出る事になった。しかし、妹のミヤの事は大切な存在として今でも気にかけており、ミヤからは「お姉ちゃん」と呼ばれている。
日本版2周年で公開された浮遊城ノベル「世にも奇猫な物語」にて初めて登場し、猫又退治の依頼を妹のミヤに押し付けられ向かった現場で猫又と交戦しているミケを見つけ、彼女に加勢した。
後に協力遠征隊のストーリーにて登場し、彼女も英雄として正式実装された。
出家
高名な退魔師一族の当主の長女として生まれたサヤは、次の家督を継承するものとして、人々の期待を一身に受けて育てられた。しかし、成長するにつれて退魔師として本来あるべき霊力がほとんど無い事が判明する。一方で後に生まれた次女のミヤは強い霊力を持っていたため、周囲の期待は次第にサヤではなくミヤに寄せられるようになっていった。こうしたことからミヤが新たな後継者に決まったことで、サヤは疎まれるようになっていく。ミヤと常に比較されてきたサヤは霊力がなく何の役にも立てない自分がこのまま家にいても将来、当主となる妹の足を引っ張るだけであると悩んだ末に家を出ていく事を決断をしたのだった。
老剣士との出会い
家を出てから孤独な放浪生活を送っていたサヤはある日、食料を調達するために入った森で妖怪に遭遇し命の危険に晒される。だが、幸運なことに通りかかった老剣士が妖怪を一刀両断してくれたことでサヤは命拾いした。霊力がないにもかかわらず、剣技だけで簡単に妖怪を倒した剣士の姿に感銘を受けたサヤは、剣術を教えてほしいと必死に懇願した。剣士は当初、渋っていたものの、サヤにその資質があることを見抜き、弟子として受け入れることにした。修業期間は短いものであったが、サヤは剣術を十分に会得することができ、剣士はそんなサヤに自らの耳飾りを餞別として贈り、魔界に戻っていった。
現在のサヤ
それからのサヤは、一人で旅をしながら各地で妖怪退治を請け負い人々を助けている。最近では、巨大な妖怪組織「黒仙」の動きが活発化していると知り、これを退治するための調査に取り組んでいる。
家を出ざるを得なかった事情があろうとも、サヤはたった一人の妹であるミヤをとても大切に思い変わらず愛している。冷遇され続ける中で唯一ミヤだけは無邪気な表情で親しげに接してくれていたからだった。自分のせいで、大切な妹に重荷を押し付けてしまったことにサヤは申し訳なさを感じていたが、一方でミヤも姉は元気でいるだろうかと気にかけない日はないのである。
外見
サヤの服装は巫女服のようなデザインとなっており、胸元は大きくはだけた構造になっている。
また、日本版・グローバル版とイラスト切り替えができなくなった後に実装された英雄ではあるが、浮遊城ノベルで見られる彼女のイラストは日本版イラストに近い。
性能
クラス | 戦士 |
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属性 | 火 |
スキル
通常攻撃 | 退魔の剣術 | 【退魔斬】剣で敵に近接ダメージを与える。自動戦闘時は戦士を優先的に攻撃する。【華影】自身を中心に4秒間、領域を展開する。退魔斬が退魔抜刀に変わり、領域内にいる最大4体の敵に近接ダメージを与える。退魔抜刀は最大5回使用でき、使い切ると領域が閉じられる。退魔抜刀が命中した対象には桜の紋章を刻み、2秒間、防御力を10%減少させる。 |
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チェインスキル | 悪鬼滅殺 | 対象を大きく切り裂き、DPSの500%に値する近接ダメージを与える。(浮遊→転倒) |
特殊能力 | 朔風 | 退魔斬が命中すると対象の攻撃力を2秒間、10%減少させる。領域内の敵が2体未満の場合、退魔抜刀のダメージが30%上昇、受けるダメージが15%減少する。領域内に敵が2体以上の場合、退魔抜刀のダメージが15%上昇、受けるダメージが30%減少する。 |
パーティースキル | ー | 近接ダメージ+50% |
モチーフ武器
武器名 | 斬霊刀 |
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分類 | 片手剣 |
専用効果 | 退魔抜刀が必ずクリティカルヒットする。退魔抜刀が5回、命中すると7秒間、攻撃力が25%上昇し、チェインスキルのクリティカル率が25%上昇する。桜花乱舞が命中すると、華影のチャージ時間が0.5秒短縮される。桜の紋章の持続時間が6秒延長され、防御力減少効果が20%に上昇する。 |
技 | 【桜花乱舞】素早く剣撃を放ち、敵に近接ダメージを与え、浮遊状態にする。 |