概要
体型は熱帯魚系雑誌などによく載るアジアアロワナに似ており、地味でカラーバリエーションにも乏しいためかそれに比べると安く売られているが、アジアアロワナや南米のシルバーまたはブラックアロワナを飼育する感覚で飼育してしまうと失敗することが多い。特に混泳する場合、同居相手の種類を問わず攻撃し、下手するとそのまま殺してしまうので注意。本種に限らず混泳の際は棲み分けや入居順を意識したり、隠れ家を用意したりと工夫が必須だが、場合によっては「特定の相手を攻撃しないよう」と突き詰めた結果財力に物を言わせ水槽の限界許容付近まで魚を詰め込むなんて暴挙をやらかす人もいる(それでうまくいくこともあるにはあるが、やはりしっかりとスペースや生態、個々の相性を意識しないとわずかな誤差で大惨事になりかねないので注意)。
ちなみに日本では「バラムンディ」名義で流通しているが、現地でバラムンディはアフリカのナイルパーチや日本のアカメに近縁な淡水生のスズキの仲間を指す。
下位分類
・ガルフサラトガ(ノーザンバラムンディ)
・スポッテッドサラトガ(スポッテッドバラムンディ)
名古屋港水族館ではこの2種類がともに飼育されており、見比べることができる。