「全ては秩序に則るべきだ。摂理に反することなど、誰にも許されない。」
概要
広い回復範囲を持つ★6重装・庇護衛士。
ライン生命の元警備課主任。研究者として医学知識に長けるだけでなく戦闘能力も非常に高い。
なお初期紹介プロフィールでは保安課となっていたが、のちに警備課へ変更された。
ライン生命の実質トップであるクリステンはともにライン生命を設立した「共同設立者」であり、同じ科学者同士であり、数少ない理解者だったが——。
プロフィール
性能
「カルシウム化のアーツは頼りないなんて思ってないか?最大まで精練しエナメル化した防壁は、誰も打ち破れないさ。」
重装オペレーターの中でも回復スキルを有する、俗に「回復盾」や「回復重装」と呼称されるタイプのオペレーター。後に職分が追加され、庇護衛士に分類された。
同じ★6同職種職分のブレミシャインと比較しても、その性能は回復と支援に特化した調整が施されている。
スキル1「応急処置」はスタック可能な単体回復スキル。自身も含めた周囲8マス内のHP50%以下の味方を自動で回復する。後述するスキル2に効果範囲と一度に回復可能な人数で劣るが、スキル2は僅かなダメージにも反応して発動するため、結果として無駄撃ちになり易い。そのため、高難易度ステージや危機契約等ではスキル1が主に採用される。自身の素質により、長時間配置していると攻防ステータスが共に上昇していくため、攻撃を受け続けるデコイとしても優秀である。
スキル2「薬剤配置」は広域の同時回復スキル。先述の欠点こそあるものの、回復人数に上限が無いため昇進2からは素質「精神回復」により、回復時に味方にSPブーストをばら撒くことができる。少人数攻略などで医療オペレーターの枠を削減する以外にも、スキルの回転率を上昇されたり、密集配置で全員の生存能力を底上げさせたりと多彩な使い方が可能。
スキル3「硬質化」は手動発動の広域回復スキル。効果範囲内の味方を毎秒回復させつつ、範囲内の敵の移動速度を下げ、更に敵が受ける術ダメージを増加させる。発動中、敵への攻撃を放棄するデメリットが存在するが、それを加味しても余りあるほどの強力なスキル。
術師オペレーターを筆頭に術攻撃が可能なオペレーターとのシナジーは言わずもがなだが、特に継続して自傷ダメージが発生するイフリータのスキル3とは運営が狙ってやっているレベルで相性が良い。
背景ストーリーでの彼女との関係性から、ドクターたちの間でしばしばサリアパパと渾名される。
重装としての高いステータスと汎用性の点で非常に優れたスキルから、初期実装キャラでありながら現在までアークナイツのインフラとして活躍し続けている。スタートダッシュガチャからは排出されず、新人ドクターにとっては入手難易度が高いキャラだが、運良く入手できれば攻略から日々の周回まで幅広く貢献してくれるだろう。
余談
「……害虫が。」
さりげにコーデや立ち絵のイラストが多い。ライン生命関連のストーリーでは必ず主要人物を務めており、特にエピソード孤星では間違いなく主人公。
対物ライフルのヘッドショットを受けても気絶するだけで済み、高度7000m上空から落下しても生還するというもはや種族に起因する生体強度やアーツ性能だけでは説明がつかない超人ぶりを発揮した。
そのせいでファンからは「ゴリラ」だの「戦車」だの酷い呼ばれようである。
しかも飛行ユニットの操縦が出来、山程の研究をしながら戦闘力を鍛えることも出来る時間の使い方が出来るなど、まさに超人である。
必要とあらば移動監獄の看守に紛れ込んで暗殺者を仕留めることもする。サイドストーリー孤島激震では鉄を操るアーツを持つジェッセルトンを硬質化したカルシウムの刃でボッコボコにした。